今回は30MMの「オプションパーツ 10 プロペラントタンクユニット」をレビュー(=゚ω゚)ノ
価格「968 円(税10%込)」とオプションパーツだと高く感じてしまう価格感!
使ってみたところ、汎用性はそれほど高くありませんが、大型のタンクとメカ感あるバーニアは宇宙世紀キットにマッチすると思います。
本記事では、オプションパーツとしての総合評価をしてから下記の詳細をまとめていきます!
- キットの基本情報
- 素組みレビュー
- ディテール詳細
- 可動ギミック
30MMのオプションパーツということで、中にはガンプラにも使える?と思っている方もいると思います。
ぼく自身ガンプラに使うつもりで購入したので、互換性があるのかその辺もまとめました。
参考にご覧ください(‘ω’)ノ
30MM プロペラントタンクユニットのレビュー総合評価!

※オプションパーツとしてのレーダー評価値です。
大型でボリューム感があり、ホワイトとグレーで成形されていてシンプルなカラーリング。表面には細かいパネルラインのモールドにメカディテールと見栄えばかなり良い!
バーニア部分はイマイチな可動でしたが、プロペラントタンクの基部は柔軟でフレキシブル!
軸接続でちょっとカスタムすると何にでも取り付けできると思います。
耐久性は高いですが、タンクが連結式で少し外れやすい印象。
組み立てやすさ
パーツ数も少なくスナップフィットもかみ合わせ良好!説明書を必要としないくらい直感的に組み立てできるのでちょっとした時間で組み立てできる反面、満足度は低め。
外観
モールド量は多く、深いので素組みだけで完成度の高いクオリティ。ボリュームもあり見栄えも良い。
可動ポイント
プロペラントタンクはフレキシブルに自由度の高い可動ができる。バーニア部分は縦ロールのみ大きく動かせます。
耐久力
ポロリなどは基本ありませんが、タンクの先端を掴んで動かすとたまにタンクがとれる。
コスパ
OPSだとやや高く感じるが満足度は高いので価格相応。
こんな人におすすめ
改造・ミキシングが好きな人におすすめ!
30MMシリーズはもちろん、ガンプラのバックパックにボリューム感を持たせたい時におすすめしたいオプションパーツですね(=゚ω゚)ノ
大型プロペラントタンクユニットの基本情報とパッケージ内容
簡単に↓下記基本情報をまとめながら組み立てた感想をまとめてみます!(=゚ω゚)ノ
価格・発売日・パッケージ

登場作品 | 30 MINUTES MISSIONS |
メーカー | BANDAI |
価格 | 968 円(税10%込) |
発売日 | 2022年11月12日(土) |

箱のサイズが思ったよりも大きかったのでHGガンプラと比較してみました。
比較したのは「HG ガンダムシュバルゼッテ」の箱で、サイズは標準、厚みはやや薄い方。

オプションパーツにしては箱が大きめで厚みはシュバルゼッテの箱と同じでした!

パーツが多いのかと思ったんですが、1パーツが大きいみたいで中は結構スカスカ・・・空けてちょっとガッカリ(笑)
パッケージ内容
説明書

説明書は一枚絵の小さいタイプ。
組み立て手順自体は見やすく組み立てもスムーズにできる簡単な物でした。
シールなしで成形色のみでの組み立てになります!
ランナー一覧
ランナーは全部で4枚、1パーツが大きいのとランナー自体が小さいもので構成されています。
全てKPS(軟質プラ)で構成されています。

A1・A2ランナーはホワイトの外装部分。基本的に2パーツ構成のはめ合わせる簡易な仕様。
タンク部分は重ねるように分割されているので合わせ目はでなさそうですね。
ホワイト写真だと視認しづらいですが、KPSなのでディテール量は多め!

Bランナーは同じ物が2枚。ダークグレーで成形されたバーニアや基部の部分に使用します。

一部にはポリキャップが使われています。
付属物一覧
専用ジョイントパーツ

バックパックに取り付けるための専用ジョイントが2種付属。

↑使い方はこんな感じ。
「背中に1軸で取り付けるタイプ」と「股関節のダボ穴に取り付けるタイプ」。
ガンプラにも1軸ジョイントさえあれば簡単に取り付けできそうですし、最悪ランナーを切り出して軸を自作して接続することもできそう!
再販情報
以下の表は再販履歴と今後の予定!
再販履歴 | 2025年3月 2024年12月 2024年8月 2024年5月 |
2025年再販予定月 | 2025年6月 2025年9月 |
大体3カ月くらいのスパンで再販していますね。
予定は変更になる可能性もあるので、最新情報は↓下記事内にある「DMM再販情報」や「月間再販情報」の記事でまとめています(=゚ω゚)ノ
最新情報はそちらをご覧ください。
組み立てた感想
組み立て所要時間:20分程度
パーツ構成はシンプルで特に複雑な箇所もありません。
ランナーからも切り取りしやすくサクサク作り進めることができました。
30MMで且つオプションパーツという点でかなり楽。
組み立てを楽しみたい方だと物足りなさを感じて価格的に不満になることもあるかもしれません。
余剰パーツ

余剰パーツはポリキャップのみ。
3mmランナーを切り出して軸を作れば、組み合わせてボールジョイント作れるのであると意外と便利。
素組み:色分け・成形色ディテール評価
完成した見た目をチェック!(‘ω’)ノ

プロペラントタンクは縦列・並列の取り付けが任意で可能!


バーニアやタンクの外観ディテールは多めで、パネルラインのモールドは深くスジボリなしでスミが簡単に流れそうなほど。
シールはなしで成形色のホワイトとダークグレー2色で構成。


目立つ合わせ目もなく、モナカ構造でも目立たないように工夫されていますね。
特にプロペラントタンクに良くある縦に合わせ目やパーティングラインがでるなどがないのは良い所!
ゲート処理さえちゃんとやればかなりクオリティになると思います。

取り付け箇所にはジョイントを付ける用の3mmダボ穴。
ダクトのようなメカディテールやパネルラインもシッカリ入ってますね。

バーニア裏には何かの発射口にも見える3つのダボ穴が開いています。バーニアのデザインも簡単にカスタムできそう!

3つのダボ部分は取り付け位置を変更してハードポイントにすることもできます。
可動域ポイントと耐久力チェック!
簡単に可動ポイントと耐久力をまとめます(‘ω’)ノ
可動ポイント

プロペラントタンクの基部は上下ロール可動し、軸接続している箇所は360度回転でき、かなりフレキシブル!

大型バーニアは軸接続で360度回転できますが、左右に動かせないのが残念な所。

バーニアはポリキャップを使ったボールジョイントで取り付けなので若干だけ動かせます。
保持力・耐久力評価
基部の保持力や耐久力は問題ありませんでした。
気になったのはプロペラントタンク。

重ねる構造になっているんですが、先端を動かそうとした時テコで比較的抜けやすい点は気になりました。
とはいえ、頻繁に抜けるとかではないので”比較的”ですね。
大型プロペラントタンクユニットの使用例を紹介!
いくつか使用例を紹介!

バックパックに取り付ける円形のパーツを使ってみます!
今回接続に30MM専用の軸を使います。
まずは「30MM ヴェルデノヴァ[ネイビー]」に使った例。


ヴェルデノヴァ本体にも匹敵する全長のプロペラントタンク。
正面からはちょっと分かりづらいですが、バックパックにつけると大ボリューム!


バーニアは前方に向けることもできますが、装甲や腕に結構干渉します。

タンクは曲げることもできるので奥行が無いスペースでもディスプレイできますね。

バーニアのみヴェルデノヴァのウィングに取り付けるとこんな感じ。
バーニア部分も大きいのでボリューム感だせてます。

続いて「30MM ガルドノヴァ[グリーン]」に使ってみた例。

ガルドノヴァのバックパックとして使ってみるとこんな感じ。

軸接続なので角度変えて動きを表現できます!


脚部にバーニア付けた様子↑
色はマッチしていませんが良い感じ!
メカディテールやモールド量の多い30MM系にはどれでも合いそうですし、ガンプラなら宇宙世紀キットに普通に使えそうでした。
大型プロペラントタンクを使った簡単カスタマイズ!
ここからが本題!
もともとガンプラの「HGUC シナンジュ・スタイン(ナラティブVer.)」に取り付けたいと思っていたのでその実例を紹介します!

タンクの違いは↑こんな感じ。
ディテールもサイズ感も圧倒的にクオリティが違う。

ボールジョイント用の受けポリキャップを縦長のやつに変更。
収まるように表面を削って加工しました。

奥にあった受けポリキャップを細いものに変えることで手間に差し込み口を寄せます。
パーツ自体を削ったりする加工が必要なくなるのが利点。

↑取り付けた比較はこんな感じ。
ボリューム感もディテールにも差が出ていると思います。
あくまで好み!ぼくは好き!!
なので両方取り替えました↓


正面からだとやはり見えづらいのが残念ですが、満足!!!
シナンジュスタインはこれからちょこちょこカスタムしていきたいと思っていたので、その一歩踏み出せました!
大型プロペラントタンクに関してはホワイト単色なのでスミ入れするだけでかなり立体感が出ると思うので楽しみ。
30MM オプションパーツセット10(大型プロペラントタンクユニット)【レビューまとめ】
下記でこれまでのレビューをまとめます(‘ω’)ノ
オプションパーツとしては価格で悩む方もいると思いますが、個人的に購入して良かったです!
カスタムも簡単ですし、ハードポイントもあるのでプロペラントタンクの変わった使い方も見つけられるかもしれません。
”オリジナル”や”自分だけ”のキットを作りたい方にはおすすめ!(‘ω’)ノ
良かった点 | 良くない点 |
---|
簡単接続でディテールアップができる | オプションパーツとしては少し価格が高め |
基部も柔軟に動かせるので奥行がない場所でもディスプレイできる | 作り応えがなく短時間で完成する |
バーニアとタンクを分離して2つ分のカスタムにできる一石二鳥 | |
HGガンプラだと補足なりがちなプロペラントタンクの代替えとして活用できる |
良かった点と良くない点をまとめると↑こんな感じですね。
以上!おわり。
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