今回は「HG リボーンズガンダム」の改修内容を簡単にまとめてみました!
※今回は改修だけなので、塗装はまた後日別記事であげます(‘ω’)ノ
前回、自分で購入して作った「HG ガンダムスローネツヴァイ」とは違い、今回のキットは「中古品!!!」
見た目はそれほど劣化もしておらず、良い買い物したと思っていたんですが、プラ自体は経年劣化が酷くまさに”改修”が必要でした。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 多角的に見た全体の外観・素組み 01](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam0-re-fullbody-01.webp)
実際どんな風に手を入れたのか、自分のメモ的な記事。(細かい所は端折っています)
それでも使った道具などは参考になるかもなのでチェックしてみてね!(=゚ω゚)ノ(手法が参考になるかは知らぬw)
※本記事の写真は捨てサフ状態で整地しながら撮影したやつも含まれます。色の違いはあまり気にしないでね。
スローネツヴァイの改造が気になった方は「納得いかないからフル改造!HGガンダムスローネ ツヴァイ」の記事をご覧ください。
改修した箇所はどこ?
冒頭で述べた通り中古キットで経年劣化が凄く、ちょっとテンション(力)を加えたらすぐパキポキ折れてメチャクチャ繊細でした(;’∀’)
脚部は構造がシンプルだったので少量で済みましたが、ほぼ補強込みで全体に手を加えています!
下記で各部位毎に手を加えたポイントをサクサクっと紹介(=゚ω゚)ノ
頭部改修箇所
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam01-re-head01.webp)
頭部自体は一部プラを貼り付けてディテールアップしたのと、特に力を入れたのは”フェイス”。
HGはフェイスの正面が丸くなっていることが多く、リボーンズガンダムも丸みがありなめたデザイン。
「キサゲ」を使ってエッジが出るよう角度をつけて削りました(=゚ω゚)ノ
フェイスにマジスクだと刃幅が長く作業を目視できないので、デザインナイフかキサゲが個人的には作業しやすいと思います。
頭部はこれくらい。
腕部改修箇所
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 腕部ディテール 04](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam03-re-arm-04.webp)
腕部はゴリゴリにいじった箇所。
まずHGのキットって上腕が細すぎて、マッシブ好きなぼくには合わない。
ということで、丸みのあった上腕パーツは破棄!
余っていたシュバルゼッテの上腕パーツを平面にしてから1mmのプラ板を貼って厚みを増しました。
関節もシュバルゼッテのものを使って、GNドライブをとりつけられるように加工。
可動域・造形共に好みの感じに調整してます(‘ω’)ノ
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 肩ディテール 01](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam02-re-shoulder-01.webp)
ショルダー装甲はそのまま使い、内部はこれまたシュバルゼッテのものに変更。
ランナーを切り出して軸を作成。
後ハメできるように作り直しています。
ちなみにシュバルゼッテの肩を使うことで怒り肩になっています。
メタルビルドのプロポーションが好きなので少し意識しました。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 肩ディテール](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam02-re-shoulder.webp)
肩付け根は胴体と密着しすぎてバランス変に見えたので真鍮線入れて2mm延長。
ちなみにおすすめのランナーは「HGCE マイティ―ストライクフリーダムガンダム」のゴールドのやつ!
硬く、最初から穴空いてる箇所があって真鍮線の使い勝手が良い!
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 肩ディテール 02](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam02-re-shoulder-02.webp)
ショルダーアーマーの上に被せるアーマー(?)はネオジムで固定できるようにし、プラ板で厚みを増して補強。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 腕部ディテール 01](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam03-re-arm-01.webp)
肘関節もシュバルゼッテのものを流用して分割できるように加工。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 腕部ディテール 02](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam03-re-arm-02.webp)
内部は↑こんな感じ。
肉抜きを「エポキシパテ」と「接着剤」で埋めて3mmの軸をはめ込み。
肘関節に3mm穴を空けたプラ板を1mm貼って固定できるようにしています。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 腕部ディテール 03](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam03-re-arm-03.webp)
前腕部分のイエローパーツに形状を合わせたポリキャップを加工してはめ込み。
裏から隙間を埋めるようにプラ板と接着剤で固定。(写真はまだ固定していない状態)
接着剤なしでもいけたんですが、たまーにとれてしまっていました。
あとで完全にくっつける可能性があるので補強しました。
ハンドパーツはHGよりも一回り小さい30MMの「ヴェルデノヴァ ネイビー」の余剰パーツを使用。
指先は少し削って鋭利にしました。
胴体
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 胴体ディテール 12](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam04-re-body-12.webp)
ボディには内部に「SEEDアクションシステム」を再現できるパーツを作成して仕込み。
外装をプラ板で少しディテールアップしました。
主に腹部と腰部をゴリゴリにいじり、胸部はそのまま流用。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 胴体ディテール 06](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam04-re-body-06.webp)
3mm軸と真鍮線を使い、内部に「コトブキヤ M.S.G モデリングサポートグッズ メカサプライ06 ジョイントセットB」に付属する前後、左右可動できるパーツを仕込みました!
このパーツセットかなり使い勝手が良いのでおすすめ!
(キューブパーツだけ用途が思いつかないけど)
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 胴体ディテール 05](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam04-re-body-05.webp)
腹部は接着して内部は結構ガチガチにしたので見た目は汚い(笑)
ガワが良くみえればいいと思ったので今回はスルー!
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 胴体ディテール 0601](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam04-re-body-0601.webp)
内部の一部は前屈に影響がでたので、「マジ・スク」でゴリゴリ削る。
鉄ヤスリの届かない箇所を削るのに重宝してます!
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 01](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam04-re-01.webp)
腰部は↑こんな感じ。
分解するとわかりますが、中身はかなり元と違います。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 02](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam04-re-02.webp)
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 03](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam04-re-03.webp)
この腰部関節も↑先に紹介した「コトブキヤ M.S.G モデリングサポートグッズ メカサプライ06 ジョイントセットB」を使っています。
組み込めるよう内部を切り出し幅や厚みを微調整しました。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 04](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam04-re-04.webp)
側面には1mmのプラ板を長方形にカットして張りつけ。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 05](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam04-re-05.webp)
↑30MFにあった腰部関節の前後可動を再現してみました。
貼り付けたプラ板でカチッとロックされるので勝手に動くことはありません。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 胴体ディテール 10](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam04-re-body-10.webp)
リアアーマーのGNフィン・ファングは切り離して真鍮線を差し込み、先端だけ接着剤で太らせてとりつけできるように調整。
ネオジム1mmがあればそっちの方が良かった・・・手持ちの関係で今回は真鍮線。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 胴体ディテール 08](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam04-re-body-08.webp)
股関節はシュバルゼッテのものを当初使っていました。
折れてしまったので軸を切り飛ばして絶対的信頼感のあるランナーを切り出しピンバイス3mm穴を空けて通して接着(笑)
先端から1~2mmほど離れた所に薄く切れ目を入れて膨らみを持たせています。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 胴体ディテール 09](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam04-re-body-09.webp)
裏側にはポリキャップを仕込んでアクションベースにも対応できるように加工。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 脚部ディテール 02](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam05-re-leg-02.webp)
股関節と脚部の繋ぎは「HGCE インフィニットジャスティスガンダム」のショルダーを使用。
※弐式はパーツが薄くなっているので非推奨・・・やらないか(笑)
脚部
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 脚部ディテール 01](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam05-re-leg-01.webp)
腿との接続は↑こんな感じ。
腿側にエポキシパテでポリキャップを仕込んでます。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 脚部ディテール 04](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam05-re-leg-04.webp)
内部に仕込むスペースがかなりタイト!
変形ギミックはそのまま使いたかったのでどうしてもこのパーツを使う必要があったため、今回はごり押し(笑)
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 脚部ディテール 03](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam05-re-leg-03.webp)
膝のイエローパーツは元々耐久性が弱く折れやすいです。
もちろんちゃんと折れたので、真鍮線を指して接着剤と合わせて接続。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 脚部ディテール 05](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam05-re-leg-05.webp)
最後に足首周り。
足首はボールジョイントで安定性が宜しくなかったので縦ロールのみ安定できるように加工。
つま先は元のパーツが長く大きかったため、中間から3~4mmカット!
繋げて回りをプラ板で覆って繋ぎました。
丸みのある形状も好みではなかったのでデザイン変更も込みで一石二鳥。
足首軸は少し引き出せるので斜めにロールも可能。
GNシールド&GNフィン・ファング
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 バックパックレビュー 01](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam05-re-backpack-01.webp)
GNシールドと小型GNフィンファングは切り離し、失敗が怖かったのでレジンでパーツを複製しました。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 バックパックレビュー 02](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam05-re-backpack-02.webp)
そして切り離したGNファングを幅の摩擦で脱着できるように加工。
一個紛失したのでこちらもレジンで複製。
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 バックパックレビュー 03](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam05-re-backpack-03.webp)
捨てサフしたのがこんな感じ。
複製パーツはもう少し均す必要がありますが概ねいけそう!・・・もっと大型化したい欲がちょっと出てきているぼく(笑)
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 バックパックレビュー 04](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam05-re-backpack-04.webp)
最後にバックパックの大型フィン・ファング。
プラ板でディテールアップして、取り付ける穴は貫通させて3mm軸が差し込めるように加工。
個別でディスプレイできるようになってます。
改修完了!後やることは?
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 多角的に見た全体の外観・素組み](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam0-re-fullbody.webp)
デザイン変更・プロポーション改修とガッツリ手を加えたので、塗装までの間に残る作業は↓下記。
- 装甲の整地
・粗い箇所や合わせ目を消す作業 - スジボリ
- 表面処理と洗浄
- 塗装
こんな感じかな・・・。
素組みレビューもしているので、比較してみたい方は↓比べてみてね!
HG リボーンズガンダム【改修まとめ】
![【改修編】HG リボーンズガンダム[RE:BORN] 改修 多角的に見た全体の外観・素組み 02](https://fusm.site/wp-content/uploads/2025/04/hg-reborns-gundam0-re-fullbody-02.webp)
完成までもう少しかかりそうですが、やっとゴールが見えてきた感じ。
正直改修というか修理している時間の方が長かった気がします(笑)
再販で新品の「HG リボーンズガンダム」を買っているので、そのテスト用として手を付けた改修でしたが・・・あと数年はやらなくていいかな(;’∀’)w
塗装のクオリティで決めようと思いますが、改修Ver.2.0はちょっと考えたくないですね!
あと、これから改造始める方へ!デザインナイフ片手にフリーハンドでもいいですが、”測る”工具は持っておくとキレイになると思います。
(そろそろフリーハンドやめようと思った今回の作品でした。)
少し悩んでるのが・・・大型GNビームサーベルどうする?(笑)
今回はここまで!(=゚ω゚)ノバイ!!!
PS:記事書いた後にGNバスターライフルに手を付けてないことに気づいたぼくでした。
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