【HG】レビューガンプラレビュー

【HGUCガンプラ】シナンジュ・スタイン(ナラティブVer.) レビュー

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ハイ・ビームライフルを構えるHGUCシナンジュ・スタイン 【HG】レビュー

今回は「HGUC シナンジュ・スタイン(ナラティブver)」をレビュー(=゚ω゚)ノ

作品は見たことありますが、正直良く覚えていない機体(笑)UCで登場した赤いシナンジュのベース機で奪取される前のカラーリングとかだったかな?にわかでゴメンッ!

登場作品機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)
メーカーBANDAI
グレードHG(ハイグレード) 1/144スケール
価格2,860円(税10%込)
発売日2018年10月27日
キットの基本情報

2018年発売ですが、パーツの一部には2010年発売のシナンジュのパーツが流用されています!

ポリキャップ多めでやや関節の接続が弱めですが、大きな躯体を安定して支えきれますし、股関節がぼおおーるジョイントなので心配していた開脚も特に気になってたんですが、かなり良かった!

2024年12月時点。再販されたばかりですがまだamazonなどで定価近い価格で購入可能!

気になっている方は是非詳細、またはレビュー総評だけでも見てもらって参考にしてほしい気持ち

( ^^) _旦~~ゆっくりしてってねー

レビューの総評:ディテール量も多く評価高め!

まずは全体の外観をチェック!その後総評していきます(‘ω’)ノ

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【レビュー総合評価】

赤いシナンジュとは違い角のある外装デザイン。ライトグレー、ネイビーの組合せで落ち着いた印象。シナンジュの流用されているパーツもディテールはありますし、外観は2018年クオリティとディテール量十分!!!

エングレービング表現はもモールドにシールを張り付ける形でこだわりのある方にはやや物足りないポイントかもしれません。

可動範囲は良く大柄な躯体でメリハリのあるポージングを付けられるのはもちろん、耐久性も思ったより優れていた優良ガンプラでした!

レビュー評価をタップで見る
外観評価

外観はライトグレーを基調にネイビーのパーツやグレー、内部パーツにはブラウンと落ち着いたカラーリングでロールアウトカラーって感じ。

フォルムデザインは赤いシナンジュが曲面装甲だったのに対し、四角いフォルムとシルエットに違いがあります。プロポーションはユニコーン系に似て足長で、やや長すぎるのは好みが分かれるポイントになるでしょう。

スラっとした脚部に魅力を感じる方には気に入るかもですね。ぼくはもうちょっと太腿短い方が好き。

組み立て評価

細かいパーツ分割で構成されていてポロリもない安定した組み立て!肩構造は引き出して前後に可動できるあまりみないタイプの設計構造で非常に楽しかったですね。(SEEDアクションシステムやRGともまた違う)

合わせ目も極力出ないように設計されているのも嬉しいポイントでした!ただ、ゲート跡に関してはちゃんと処理しないと目立つポイントがいくつかあり、特にネイビーパーツは白化すると目立つかもしれません。

【組み立て所要時間:3時間半】

可動範囲評価

首・胸部の可動は弱いですが、独自の関節機構で柔軟な腕部にボールジョイントとしてはよく動く股関節構造になっています。

胴体はボールジョイントで脚部と接続しているので、前後左右少しだけなら可動もOK!ポージングにはあまり不満が出なかったのは意外でした。

ギミック評価

脚部ブースターの可動やハイ・ビームライフルと他武器との連結。バズーカの展開やビームサーベルの収納などHGとしては充実したギミックを搭載!

あと、ちょっとギミックとは違いますが、膝を曲げた時に表現されるメカニカル感も良かった!

耐久性評価

2時間半程度可動させて撮影ましたが、特に劣化のような箇所は感じませんでした!劣化ではありませんが、随所にポリキャプが使われているのと、接続方法が簡易なことでもともと取れやすい箇所がいくつかあります(ポロリの頻度自体は少ない)

コスパ評価

定価「2,860円(税10%込)」と少々高額設定されたHGガンプラですが、プレイバリュー十分!作るのが苦手なぼくでも楽して作ることができ、耐久性も高いとコストパフォーマンスに優れていると思います。

他HGキットと比較してどう?

HGUCはまだ作ったかずが少ないので一概には言えないんですが、個人的にアナザー系ガンプラよりも満足度高く感じています。

特に2024年人気が高まったSEED系には摩耗が早いという弱点を感じていた中で、今回作ったシナンジュ・スタインは劣化もほぼなく、破損もなし。ギミックの凝りなども充実。

関節がやや弱い点こそ気になるものの、クオリティは高く非常に満足度が得られました!HGUCもっと買ってみようと思いましたね。

どんな方におすすめ?

「初心者か~中級者」「シナンジュ系のフォルムが好きな方」「ギミック的な魅力が強くディテールを感じられるHGを探している方」にはマジでおすすめ!

パーツは細かい作りで初心者には時間がかかってしまうかもしれませんが、説明書を見ればちゃんと組み立てできますし、出来上がった時のサイズ感や重量感で実際のクオリティより満足度高いと思います。

長所と短所まとめ
シナンジュ・スタインの長所まとめ
  • 造形レベルが高くディテールが多く素立ちディスプレイだけで見て楽しめる
  • パーツ分割が細かいのにポロリして紛失したりしない
  • 独自の肩関節引き出しギミックが広い腕部可動を実現してワクワクする
  • 充実した付属品や搭載ギミックで遊び応えがある
  • 股関節がボールジョイントなのに開脚幅が広くてポージング付けやすい
  • コストパフォーマンスが高い
シナンジュ・スタインの短所まとめ
  • ポリキャップの関節部分が強度が弱め
  • ランナー数も多く組み立てに少し時間がかかる

組み立てた外観詳細やキット内容紹介

早速組み立てた外観の詳細を確認していきます!造形を何よりも重要視している方は合わせ目やゲート跡など是非ガン見してみてください(‘ω’)ノ

合わせて、キットの内容や付属品もまとめます。

※下記リンクタップで興味あるコンテンツへ移動できます。

セクションメニュー

シナンジュ・スタインの外観詳細

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頭部アップ。甲冑を思わせるシルエット。

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カメラはシールで再現ですが、頭部横のバルカンはパーツ分けで再現。頭部パーツ分割も細かいのでもモールドも深く見えてスミ入れなしで陰影表現は十分。ゲート処理が甘いと目立つ箇所も有り。

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甲冑表現は後頭部にも反映。

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首元にはチューブの造形もあり、シナンジュの流用パーツ。

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ショルダーアップ。赤いシナンジュが尖りのあるシルエットになっているのに対し、シナンジュ・スタインは割とシンプルめ。

ただモールドやパネル分け表現のディテールは細部まで感じてレッドのパーツよりも情報量が視覚的に見えやすくなってますね。

側面は裏打ちなしであっさり。

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腕部アップ。HGUCによくある上腕の筋肉のような凹凸デザイン、そこに装甲を取り付けたようなゴツイ前腕がマッシブさを引き立たせて良い感じ。

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手首アーマーには模様のモールドが入っており、エングレービング表現のカラーリングはシールで再現。

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胸部アップ。胸には紋章のモールドがあり、手首同様エングレービング表現をシールとの組み合わせで再現。

胸部からウエストはもちろんパーツ分割で色分け再現し、胸部ダクトも別パーツ化されているので自然なパネルラインに見立てられています。

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背面にはバックパックと接続するための3mm穴があります。内部はポリキャップなので摩耗してガバガバになる心配はなし。

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ネイビーの部分は表面に凹凸ができているので、太めのニッパーだとカットしづらいものが出てくると思います。

↑画像ではゲート処理しておらず、パチ組みだと切り方によってはやや目立つ部分。バックパックを取り付けるので問題ないと割り切ってもいいかもですね。

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フロントアーマーアップ。HGにしてはディテール多め。裏打ちは残念ながらなし。

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フロントアーマー下部には別パーツで色分けされた部分があり、一部シールでカラー補填。

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サイドアーマーアップ。
2パーツ構成でシンプルですがC面まで表現、且つエッジもそれなりにでているように見えます。

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接続は軸でポリキャップで受け。

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リアアーマーは大きめでフロントよりもさらに細かい造形。可動できそうなほどモールドが深くパネルラインが入っていますが、展開などは不可。

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先端にはダクトらっぽい造形で1パーツ整形。裏打ちは細かいモールドがビッシリあってフロントよりもクオリティ高め!

シナンジュ・スタインでもメカニカル感強めのポイント。

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脚部アップ。スラっと伸びた脚部で、腿パーツがやや長めなのが特徴。外側にはバーニアを装着し、足元はガンダムタイプに近い造形。

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バックパックアップ。
2本のプロペラントタンクと6つのバーニアと機械感が表現。個人的にバーニアデザインがもっさりしているせいか、機械感がちょっと弱いかも。

無装備の本体はどんな感じか簡単に回してチェックし↓

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ウエストは細く、大きめのショルダーや脚部などマッシブさがありますが、足が長いので違和感を中和しているようにも見えます。

ただ、個人的にはマッシブさ全開でもいいのでもう少し足は短めで良かったかな(笑)少しのっぺり感が目立ってるように思う(;’∀’)ナラティブガンダムよりフロントスカート長いからマシだけど。

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キット内容と特徴

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パッケージイラストは眼光を赤く光らせた立体感強めのシナンジュ・スタイン。存在感のあるパッケージでかっこいいんじゃないでしょうか!(‘ω’)

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説明書は1枚付属で横長スタイル。パーツ数も多めなので、見づらい方はWEB版をおすすめ!

「HGUC シナンジュ・スタイン 説明書」とかで検索したらでます。

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ホイルシールは割と少なく、ツインアイや胸部・腕部のエングレービング表現用がほとんど。

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「HGUC シナンジュ」から流用したDランナー

Dランナーは「シナンジュ」の流用ランナーでディテールは多め。股関節や首元、ハンドパーツにハイ・ビームライフルなどに使用されています。

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ネオジオングの流用パーツ

Fランナーにはネオ・ジオングのパーツが流用。武装のバズーカのパーツに使用されています。

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いいんですけど・・・・SB-13のサーベルって曲がってること多くない?(笑)

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完成したシナンジュ・スタインは↑こんな感じ。

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完成見本と比較すると↑こんな感じ。

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付属品一覧

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続いて付属品を紹介!

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バズーカは展開してスコープなどを取り付けた状態とコンパクトにした2通りに差し替えで変更するスタイル。

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後方はモールド表現が細かくRGにも負けないくらいの造形レベル。ただしパーツ分割はされていないので単色で造形。

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ハイ・ビームライフルは銃口が長めで銃身は厚めで少々大型。

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両先端は↑こんな感じ。

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上からみると合わせ目などもなくキレイに造形。C面付近にゲートが付いてるのだけ少々残念くらい。

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グレネードランチャーは2パーツのはめ合わせるだけなシンプルなもの。

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ハイ・ビームライフルには「グレネードランチャー」と「バズーカ」両方のいずれかをマウントできるように設計されており、カチッとロックされてポロリなし!

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シールドは細く剣のような造形。上側中央には紋章のシールを張り付ける仕様。シナンジュ・スタイン本体にあったようなエングレービング表現のモールドはありません。

裏打ちはパーツをとりつけ。

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シールド取り付け基部は2軸あり、どちらもロール回転のみでボールジョイントは使われていません!意外と動かしにくく感じました。

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ハンドパーツは全部で6つ。

  • 右手
    「握り拳、ライフル用、サーベル・バズーカ用」
  • 左手
    「握り拳・サーベル・バズーカ用・平手」

※ぼくが紛失しただけかもしれませんが一個カバーパーツが付属してます。他パーツの流用は可能。

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ビームライフル用ハンドパーツにはダボ穴が空いてて、ビームライフル本体のグリップにはダボ軸があるので簡単に取れる心配はありません!保持力高め!!

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部位ごとの可動範囲をレビュー

続いて可動範囲の詳細をまとめます!ガンプラを選ぶ基準に可動範囲を重要視する方は要チェック。

部位チェック箇所

頭部の可動範囲

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上下可動は↑こんな感じ。上には襟パーツが干渉すると予想していましたが思ったより上がりました。逆に俯きがほぼできません。

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回転は大きくできました!これも意外。その代わり左右には振れません。

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腕部の可動範囲

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↑肩関節可動内部。

最新のSEED系やRGだと引き出し機構は当たり前でも、斜めに引き出すものが多い。しかしシナンジュ・スタインは一度垂直に引き出して前後可動できるので、前方だけでなく後方への可動も実現。

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腕部・肩関節は垂直に引き出し。

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↑こんな感じに前後可動。

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さらに上方向にも大きく上げることができます。2018年時点では「HG史上最高峰の可動」らしい。

新関節構造なんだって。最近のだとより簡素化されている印象ですが、ぼくはこの仕様がクオリティ感じられるので好き。

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肘は二重関節ではありませんでした。上腕にはロール軸があるので回転できるんですが、今みたいに抜けにくい仕様とかになってないので、回しすぎると少しずつ抜け気味でした。

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腕部にはビームサーベルを収納するギミックがあります。カバーは一度取り外す仕様。

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手首は標準のボールジョイントで少々可動。

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胴体の可動範囲

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↑こんな感じで少し引き上げて可動範囲を拡張できます。

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胴体はボールジョイントでロール干渉ないのでロールは一回転、横にも少し触れます。ポロリはありませんが、引き上げる時気持ち緩く感じます。

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ボールジョイントを引き上げた状態で前後少々の可動範囲はあります。

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腰部の可動範囲

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フロントアーマーは真上に跳ね上げできて、パーツの一部は仕様ではないんですが、若干引き出してそれっぽく見せることもできます!

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サイドアーマーは上下可動少々と、前後回転。シンプルな軸接続ですが、開脚などの影響を受けず保持力も高いので安定してます。

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リアアーマーは90度近くまで跳ね上げができます。また、1パーツで左右繋がっていますが、フロントアーマー同様中央からカットすることで独立可動もOK!

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脚部の可動範囲

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股関節はボールジョイント仕様。ここは「HGUC シナンジュ」の流用でちょっと耐久性が気になる所ですが、この記事のレビューが終わるまで特に問題はでていません!白化もなし!!

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↑開脚はこれくらい!ボールジョイントの割にメッチャ開くので、ポージングもビシバシ決まります!

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腿ロール軸もあるので、足の角度付けもできます。ただ、上腕同様回しまくってポージングつけておくと徐々に抜けることがたまーーーにありました。

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腿上げは90度いけて、膝は二重関節で深くまがります。

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膝を曲げると内部パーツが露出しメカニカル感を演出。

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脚部外部装甲にはバーニアパーツを軸で取り付けていて回転可動のみできます。

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足裏にはバーニアが収納。上下可動できるギミック搭載。バーニア内部はあっさりめで凝ったモールドはありません。

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足首は下方向に標準くらいで上方向には少々。ボールジョイントなので極端な可動ができないのはちょっと残念ですね。

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接地性がいいのは↑この角度まで

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バックパック

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プロペラントタンクはボールジョイントで若干全方向に可動。

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左右バーニアは中央のバックパック基部にボールジョイント接続で上下に大きく可動。左右にはほんとに気持ち可動する程度の角度付けができます。

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左右と中央バックパックを繋ぐ基部は2軸あって、それぞれを回転させて奥行を変更することができます。最近だと「HGCE ライジングフリーダムガンダム」や「HGCE イモータルジャスティスガンダム」のウィング基部みたいな感じ。

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HGUC シナンジュ・スタインのポージング例!

造形も良かった!可動範囲も良かった!

じゃあ、どんなポージングでディスプレイできる?ってところで「ポージング例」を紹介してみたいと思います(=゚ω゚)ノ 

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重量的に重めなので、使うスタンドは強度のある「アクションベース8」や「100均スタンド」がおすすめ!

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ポージングは以上!胴体の可動のみ少々物足りなさはありますが、可動軸を設けることで重量に保持力が負ける可能性を考えるとまぁまぁ良いんじゃないかなと思います。

膝の造形が要因で沈み込みの甘さは感じますが、それでも動かしやすく安定性を感じます。

それでは一例をご覧ください。また、大体のポージングは再現できると思うので、他のポージグも参考にしたい方は↓こちらの記事も是非覗いてみてね!

シナンジュ・スタインの「耐久性」と「カスタマイズ」

【HGUCガンプラ】シナンジュ・スタイン(ナラティブVer.) レビュー hguc-sinanju-stein-review-img-x

↑気になる耐久性はこんな感じ。

冒頭でも述べた通り、2~3時間動かした結果基本的に劣化するようなポイントはでませんでした!(マジ優秀)

しかし、関節にポリキャップが使われているのでややシブミは弱く感じています。ポージングや自立には全く影響していませんが、もし今後劣化して弱くなるようなら補強が必要ですね。

カスタマイズ例

  • キレイなゲート処理
    何よりも優先すべきはゲート処理!ライトグレーの部分などはある程度跡を残しても目立ちませんが、ネイビーのパーツは結構際立ちます!

    バーニア部分に唯一露骨に出る可能性があるので、そこだけでも丁寧にしてあげるのをおすすめ!
  • エングレービング部分の塗装
    エングレービングはちゃんと出したい方もいると思うので筆で部分塗装に挑戦してみても良いと思います(=゚ω゚)ノ難しいけど拭き取り方法を覚えたら大丈夫。
  • スミ入れ
  • ツヤ無しトップコート
    トップコートするだけでも立体感が増すので、やったことない方は1度挑戦してみる機会に(‘ω’)ノ

初心者さんでもできるお手軽カスタマイズ例は↑こんな感じ。

下記は人気のトップコートとゲート処理の方法をまとめた記事なので参考にどぞ。

他HGガンプラと比較

【HGUCガンプラ】シナンジュ・スタイン(ナラティブVer.) レビュー hguc-sinanju-stein-review-img-x

「HGUC メッサーラ」との比較。本体サイズは同じくらいですが、武装の分メッサーラの方が巨大。↑写真だと足も開いてるので、同じ幅にすると頭1つ分本体も大きいかも。

「HGUC シナンジュ・スタイン」は重要なエングレービングのパーツ分け再現は出来ていませんが、情報量はメッサーラに勝っているように見えますね。

【HGUCガンプラ】シナンジュ・スタイン(ナラティブVer.) レビュー hguc-sinanju-stein-review-img-x

次に「HGUC メッサ―F01型」との比較。パッと見は同じくらいのサイズ感。ややメッサ―の方が大きいのとお、横幅があるのでマッシブさは段違い。

細かいディテールに関しては2020年に発売されたメッサ―より2018年のシナンジュ・スタインの方が上かな。外装に入った細かいディテールに差を感じます。

【HGUCガンプラ】シナンジュ・スタイン(ナラティブVer.) レビュー hguc-sinanju-stein-review-img-x

サイズは大人と中学生くらい違ってますが、さすがガンダムEX・・・RGも慄く脅威のディテール量でシナンジュ・スタインでは太刀打ちできません(笑)

胴体と脚部のバランスがより人に近づいた「ガンダムEX」に対し、「シナンジュ・スタイン」は胴体が短く足が極端に長いのがわかりやすい。

最後に最近のHGUCガンプラ「HGUC ガンダム」EXと比較。

比較ガンプラ定価発売日外観クオリティ付属品の充実度ギミック耐久性
シナンジュ・スタイン2,860円(税10%込)2018年10月27日中~高中~高
メッサーラ3,300円(税10%込)2013年06月15日中~高
メッサ―F01型2,750円(税10%込)2020年07月04日中~高
ガンダムEX2,090円(税10%込)2024年10月19日超高低~中

表にするとこんな感じ。
比較すると全部外観クオリティは高めですが、付属品とギミックに差がでました。

同価格帯で言うと、「メッサ―F01型」ですが、コストパフォーマンス的に大きく上回っているように思います!!!!(‘ω’)ノ

評価項目全体でみても高評価なので、興味がある方にはおすすめしたいですね。

HGUC シナンジュ・スタイン【レビューまとめ】

今回レビューした「HGUC シナンジュ・スタイン」はHGUCを作った経験の少ないぼくにもっと作ってみようかなと思わせてくれる良キットでした(‘_’)

引きが良いのか、それともHGUC全体的にクオリティが高いのか?あ、一概にHGUCと言ってますが、せめて年代は2010年以降にしたいかも(笑)

ぼくはポージングつけて撮影するの好きなので、動かしがいはやっぱり気にしたい!おすすめがあれば誰か教えてほし(‘ω’)ノ

最後にまとめっ!

  • 外観もよく可動も良好でかっこよくポージング付けて撮影できる!
  • 付属品も充実し、ギミックもメカらしく良い
  • パーツ分割が多いのでHGで組み立て工程を楽しめる
  • 股関節のボールジョイント仕様で可動域をほとんど心配する必要がない
  • コスト的に少々高めだが、完成度は高い
  • 足の長さが気になる人はいそう

こんな感じ。組み立てに楽しさを求める方やシナンジュ・スタインのデザイン、特に脚部が気にならない方、そしてHGUCが好きな方には作ってみてほしいと思いました。

再販直後ですが、出荷数も多く余りがちみたいなので今ならまだ定価近くで購入できそう!

興味あった方はお急ぎをっ!

【HGUCガンプラ】シナンジュ・スタイン(ナラティブVer.) レビュー prof
ファズ

今回はここまで!HGUC今のとこハズレなしで嬉しいけど、全部デカいな(笑)おすすめあったらコメントくださーーーい。

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