今回は「METAL ROBOT(メタルロボット)魂 ダブルオーライザー」をレビュー(=゚ω゚)ノ昔書いた記事の質が悪すぎるので、今回はその書き直した記事になります。
※以下「METAL ROBOT」はカタカナ表記で記載します。
登場作品 | 機動戦士ガンダム00 |
メーカー | BANDAI |
シリーズ | METAL ROBOT魂 |
価格 | 14,300円(税10%込) 13,000円(税抜) |
発売日 | 2017年05月27日 |
メタルロボット魂シリーズ第3弾という、ブランド開始間もない頃の完成品フィギュア!
もしまだ目を通していない方は是非ご覧ください!
既に「見たよっ!」て方はポージング画像だけでもお楽しみください(ΦωΦ)
↓早速完成した状態をご覧ください!(完成言うてもオーライザーとか武装取り付けるだけ)







昔、普通のロボット魂も持っていました!
比較するとフィギュア感が強めでエッジに丸みがあったロボット魂に対し、メタルロボット魂は角がちゃんと出ており、買う部位から見えるダイキャスト(合金)がチラ見えして重量感も良い。
ロボット魂では軟質だったアンテナもメタルロボット魂では硬質に。
ツインドライブの基部に関しては可動構造が変わっていました!
他の基本造形は同じだったように思います。
本記事ではメタルロボット魂としての評価を述べた後、ポージング・付属品や各部詳細などをまとめていきます。_(_^_)_
メタルロボット魂「ダブルオーライザー」のレビューの総評
レビューの総合評価
全長は大体1/144スケールに近く、外装は全体的にマットな質感で随所に見られるダイキャスト部分はアクセントになるほど主張はせず比較的落ち着いた印象。
付属品はGNソードⅡやGNソードⅢ・エフェクトなど劇中再現がシッカリできるほど充実!
専用ディスプレイスタンドも付属するので購入してそのまま飾ることもできますし、ソレスタルビーイングのエンブレム入り。
可動性は良好でプレイバリューが非常に高いと思います。
最近のメタルロボット魂と比べるとディテールが少ない点で少々物足りなさは感じますが、コーションマークは最低限入っていました。
重量は重く、さすがの超合金シリーズで所有感はシッカリ満たされますね。
どんな方におすすめ?
1/144程度のサイズでダブルオーライザーの完成度の高い立体物が欲しい方におすすめ!
ダブルオーライザーは機体人気もあり、ガンプラやロボット魂は比較的放送タイミングに合わせて立体化されています。
そのため、2025年の時点で見ると比較的クオリティが低い状態の物が多い。
メタルロボット魂は造形が良くなった2017年に発売されているので、特に満足できなかった頭部は納得できる方も多いはず!
ディテールは少ないし手の入れようが難しいですが、小さいサイズの立体物としては2025年時点で決定版だと言えるでしょう。
ダブルオーライザー:ポージング例
通常のダブルオーガンダム状態とダブルオーライザーでのポージングをご覧ください!


GNドライブはフレキシブルに動かせるので劇中再現バッチリ!





ドッキング完了!

GNソードⅡ装備。




背面から見ても仰け反りが大きくできるので劇中で見れた背面ショットも再現!


スサノオ戦で見せたGNソードⅡの連結も再現!

劇中で使ってたかちょっと覚えてないんですが、シールドも連結できます。

最終決戦で使用したGNソードⅢへ換装。


個人的にエフェクトは太さは良かったんですが長さが物足りなかったですね!
写真撮るなら全部は写さない方が雰囲気良さそう。



ガデッサを蹴り飛ばしたシーンを再現。キレッキレの蹴りが表現できます。

以上、メタルロボット魂 ダブルオーライザーのポージングでした!
どの部位もシッカリ動かせるのでポージングで難しい点や不満な点はほぼありませんね。
武装自体もシッカリ保持されるのでポロリなどはありませんでした。
ただ、GNソードⅡの腕につけるフックはメッチャ外れやすく、角度が限定されているように思うので、ちょっと気になるかも。
フックはとれても武装がポロリしないので、個人的には気にならない。
ガンプラと比較してオーライザーのウィングが長めなので表現がよりダイナミックに見えるのが特徴的でした!
【耐久結果】:ポージングで4時間動かした結果!
全体的に良好で破損などもありませんが、↓画像の点だけ弱点かも。

【胴体の保持力低下】
総評でも述べた通り、胴体は重量が後ろにかかりやすくなっています。前屈・左右への振りは問題ありませんでしたが、仰け反る際一定の位置を超えると勝手に最大まで仰け反ってしまいました。
特にポージングへの影響はありませんでしたが、その際には一時的に不安定さを感じますね。
【股関節片方のゆるみ】
右足股間節にゆるみが出てしまいました。
持ち上げるとハの字に開脚できず内側に下がって来る感じです。
ただ、左側は全く問題ありませんし、ダイキャスト部分という点を考慮すると個体差の可能性が高そう。
幸い開脚は一定以上上げるとシブミが良くなるのでポージングには影響でませんでした。
パッケージ内容・付属品一覧

箱は↑こんな感じ。
マットな質感にゴールドの印字で非常に高級感があります。

裏面にはポージングの他、全体に使われているダイキャスト部分が赤く表示されています。
↑画像を見ると、最近のメタルロボット魂のアイテムと比較するとダイキャストは割と控えめって感じですね。
胴体は「肘・ツインドライブの可動基部・胸部」の一部のみで、自立させる安定感を持たせるためか下半身に集中しているのがわかります。

↑内容はこんな感じ。
全てブリスターに入っています。

台座も専用のブリスターで独立。
下記ではブリスターから出して各詳細をチェック!
ダブルオーガンダム本体
改めてダブルオーガンダム状態の全体が↓コチラ↓


HGガンプラよりもプロポーションが良く、特に上下のバランスがとれ、腕もやや眺めに調整されているのが特徴。


サイドから見えるGNコンデンサーのクリアグリーンがアクセントになって非常に良い。



腕・バックパックには平軸のダボ穴があるので、少し外観的に気になるかもしれません。
オーライザー

オーライザーはこんな感じ↑
こちらも本体同様、ディテールは抑えめ。

キャノピーはクリアオレンジで内部コックピットのモールドが入っています。

側面はソレスタル・ビーイングのエンブレムあり。


造形は劇中再現通りでしたが、取り付ける際は両翼を分離させる仕様。流石に劇中再現はオミットされていますしたね。
付属品一覧

【GNソードⅢ】

GNソードⅢはソードモードとライフルモードを展開・収納して忠実に再現。

腕部に上下から軸を差し込んで固定するので簡単にとれることはありません!
グリップは可動するのでソードの持ち方も直線だけでなく、通常サーベルのよに持たせることもできます。

GNソードⅢには専用のライザーソードエフェクトが付属。
大きめですが長さはそれほどありません。
↑画像の通り根本に軸を差し込むことで固定されるのでスッポ抜けはありません。

GNソードⅢにはオーライザーへの接続ジョイントパーツ2つが付属。

↑画像の感じでとりつけます。
上がオーライザーへの取り付けで、下がディスプレイスタンド用のジョイントパーツ。

あとはオーライザーの底部に差し込むだけ。
【GNソードⅡ】

GNソードⅡもソードモードとライフルモードを切り替える可動ギミック搭載。
ライフルモードでは腕部に軸を差し込んで固定できるようになっていますが、ポージング

ビームエフェクトが2本付属。
サーベルっぽいんですが・・・射撃エフェクトかも?

GNソードⅡは柄の部分をジョイントを使って接続できます!
長さはGNソードⅢよりも長く迫力がでますね。
【GNシールド】

GNシールドは2つ付属。

シールドは↑画像の通り2箇所が延長可動。

グレーの部分を引き出すことで2つを連結させることができます。

GNシールドはオーライザーにも取り付けできますが、厚みがでるので見栄え的にはあんまりおすすめできないかも。
【GNビームサーベル】

ビームサーベルも柄とエフェクトが2つずつ付属。
ぼくは中古で購入したのでエフェクトの1つがメッチャ曲がってるという残念ポイントあり。

サーベルはリアに取り付け可能!
※↑画像では突起のある部分が正面になっていますが、側面にくるよう取り付けるのが正解でした。

サーベルエフェクトは比較的短め!
GNソードⅢと比較すると↑こんな感じ。
【ハンドパーツ】

ハンドパーツは左右下記3種が付属してきます。
- 平手
- 武器握り手
- 握り拳(デフォルト)
マニュピレーター部分はガンメタで金属表現されていますが、軟質の樹脂になっていました。
【ディスプレイスタンド】

専用台座とディスプレイ支柱が付属。

台座は支柱を差し込む穴が専用カバーで塞がっているので、取り外して差し込みするタイプ。

支柱は以外とフレキシブルで前後・左右に大きく振れます。

個人的に台座にするよりも↑立てかけてディスプレイした方が見栄え良いかも。
スタンドは100均ディスプレイスタンドとかに変えて一緒に正面から見えるようなディスプレイもかっこよさそうでした。
※100均のディスプレイスタンドでも十分支えられます。

本体を支えるジョイントはリアアーマーのすぐ裏側にあり、専用ジョイントを使ってディスプレイします。
各部位のディテールと可動域をレビュー
総評でも述べた劇中再現度の高さと可動性を部位毎に確認していきます。
頭部:ディテールと可動範囲

- 劇中再現度の高いフェイスデザイン
- 側面・後頭部にはGNコンデンサー
- 額には「00 GUNDAM」のマーキング有り

- 上方向に大きく可動し、俯きは少しだけ
- 左右にも振れますが控えめ
- 首周りは干渉ポイントがないので一回転可能
腕部:ディテールと可動範囲

- ディテールはノッペリしていてマーキングシールもないが面が出ている
- 側面から見ると空間があるが比較的視認しづらい

トップから見ると肩中央のラインで合わせ目がでるのはかなり気になるところ。
現在の最新メタルロボット魂にもバリや合わせ目があるのでメタルロボット魂共通の残念ポイントだと思います。

- 肩装甲に比べ凹凸やマーキングが入ったデザイン
- 側面のGNコンデンサーはクリアグリーンで透過
- 肘のコンデンサーには内部にマーキングがある
- デフォルトのハンドパーツは握り拳でガンメタ塗装
- 手首近くに合わせ目が出る

- 肩は最新HGガンプラのように前方に引き出しできるタイプ
- 腕は水平から大きく跳ね上げできる

- HGガンプラのように上腕がロール可動
- 肘はシングル関節で90度よりちょっと上がる程度
- 手首は、ボールジョイントと前腕の可動軸で比較的大きく可動
肘が二重関節じゃないのが残念でしたが、手首周りが柔軟で自然なモーション表現ができますね!

ちなみに上腕だけでなく、肘腕もロール可動できました!
胴体:ディテールと可動範囲

- ホワイト・イエロー・ブルー・レッド・ガンメタでそれぞれ色分けされている
- パーツ分割によるディテールは感じるがモールドなどは入っていない
- 中央ホワイトのパーツにはソレスタル・ビーイングのエンブレム入り

- ウエスト周りもモールドはかなり少ない
- 各パーツはエッジがシッカリ出ている
- リアアーマーはバリがある

- フロントアーマーは前後可動不可でロール左右ロールが可能
- サイドアーマーはボールジョイントで少し上下・ロール可動

- 前屈・仰け反りは大きく可動!
- 左右にも大きく振れて、腰部は一回転できます

股関節は柔軟で180度開脚できます。
脚部:ディテールと可動範囲

- 脚部もモールドは最小限
- 脚部の随所は内部ダイキャストが露出
- 側面にはGNコンデンサーがあり、内部には「00 GUNDAM」の文字入り

- スリッパは比較的小型でダイキャストで作られたロール軸仕様
- 見える範囲にモールドはほぼないが、スリッパ裏にはモールドが入っている

- 腿は前に少し上がる
- 膝の沈み込みは甘いが二重関節で最低限はOK
足首は上下少しで、先述した通りロール可動が入っていて自立立たせた段階だと設置性は高めでした。
バックパック:ディテールと可動範囲

- バックパック基部やバーニア周りはダイキャストで破損の心配がない
- GNドライブ・バックパックには平軸ダボ穴がある

- バックパックは3つの軸で接続。大きな穴は接続に使用していません
- 「B.CHINA」の記載がある
- 内側にもモールドはほぼなし

GNドライブのバインダーは
- バックパック付け根は前後に大きく可動
- 基部でロール可動+上下可動
- GNドライブは「カチッ」とクリック式可動

バックパック中央には蓋があるので開けることでオーライザーとのドッキングができます。

差込後オーライザーは引き出して折り曲げできますね。

ただ、通常版ロボット魂の時より曲がる角度は甘くなっていると思います。

オーライザー左右の両翼にある小さいウィングは上下可動して展開。

ミニウィングの基部は上下可動できて、エンブレムの入った部分は展開もできます!
可動表現の幅が広くなって情報量も増えるポイントでした。
HGガンプラとのサイズ比較
メタルロボット魂とHGガンプラでのサイズ比較!
メタルロボット魂が欲しい方はサイズ感が気になる人も多いと思うのでチェックしてね(ΦωΦ)
ちなみにMETAL BUILD(メタルビルド)とメタルロボット魂の違いについては↓下記の記事で紹介してるので、気になる方はこちらの記事もどぞ!

「HG リボーンズガンダム」とのサイズ比較。

ご覧の通り、ダブルオーライザーの全長はほぼHGガンプラと同じくらいで幅はギュッと詰まってるように見えます。
こうして見ると比較しているガンプラが古いということもありますが、大分密度感で違いを感じますね。
あと面や凹凸で表現された陰影でモールド量の少なさをカバーしているようにも見えます。
完成品とHGでは大分クオリティに差が出てしまっています。
メタルロボット魂 ダブルオーライザーの長所と短所

2017年発売のメタルロボット魂でしたが、ダイキャストで重量バランスを調整したり、付属品が多くプレイバリューが高い点はかなり良かった!
中でも劇中再現に寄せたデザインは、活躍していたダブルオーライザーが欲しいと思った方にぶっ刺さるんじゃないかなと思います。

意外に感じたのはダイキャスト部分のゆるみの部分。
幸い大きな問題はありませんでしたが、金属部分でもゆるみが出るのはちょっとイメージと違っていました。
過剰な仰け反りは重量の影響が強かったので、正直もうちょっとどうにかなった気もします。
もしダイキャスト部分でゆるみが出た場合、ダイキャスト部分でもガンプラと同じように保持力強化ができます。
※強化する場合将来的に売るタイミングで査定に響く可能性もあるので自己責任でね^^;
メタルロボット魂 ダブルオーライザー【レビューまとめ】
以上レビューでした!まとめ!!
総じて造形・デザイン・ギミック・付属品などかなり高いレベルで立体化されていると思います!
特にデザインは劇中寄りに作られているので、満足度はかなり高かったですね。
一部ゆるみに関してはちょっと不満もあるものの、「メチャクチャ動かした結果」+「個体差」が強く影響しそうだったので大きく気にする必要はないと思います。
ディテールやメカ感を感じたい方だと物足りないと思うので、ガンプラのMGとか作ってみると良いかも。
単純にダブルオーライザーが好きな方には手頃なサイズ感でディスプレイもしやすいと思うので特におすすめしたい!!!
「ザンライザー+セブンソードパーツセット」の拡張パーツもあるのでもしRG版はなやんだけどクオリティ的に微妙と思ったかたは合わせてチェックしてみると良いかもですね。(゚∀゚)
レビューは以上。
ザンライザーのような限定品は「ふるいちオンライ」で漁ってみると見つかるかも。
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