ガンプラ作ってるとゲート跡の白化って、誰しも経験したことがあると思います!白いパーツだとあまり目立ちませんが、黒いパーツや青いパーツだと目立って嫌ですよね。
使っているニッパーを変えるのは選択肢としてありです!
ですが、タイトル通り結論から言って白化を無くせるにニッパーはありません。その代わり、アルティメットニッパーを使って白化を抑えることはできます。
本記事では、
- 白化を抑えるニッパーが知りたい
- 使い方や選び方が知りたい
- 白化させないゲート処理の方法が知りたい
- 白化した後の対策が知りたい
↑こんな知りたいをまとめていくので、特にガンプラ初心者さんには参考にしてほしい所( ^^) _旦~~ゆっくりしてってね。
白化しないは無理!白化しにくいおすすめニッパー
冒頭でも述べた通り、白化しないニッパーはありません!(=゚ω゚)ノ!ムリムリ
素材がプラスチックである以上、切る時の変形で白化はどうしても起こってしまうんですよね。ですが、極力抑えることはできます!
多くの方が言っているので、すでに知っているかもしれませんが↓コチラ↓がおすすめ!
ゴッドハンド「アルティメットニッパー」
アルティメットニッパーは片刃で、片方からの圧力に限定して切ることでで白化しにくい。
さらに摩擦を起こさないよう薄刃になっていることで、白化を抑えることが期待できます!
ただし、アルティメットニッパーは二度切り用で、薄刃の替わりに耐久性が弱い。実際使ってて折れてしまうこともあるみたい(‘ω’)ノ
ゲートカットはタミヤの薄刃ニッパーとかがおすすめ。
アルティメットニッパーは「切刃」と「まな板刃」に別れており、まな板刃で固定して切刃で片方から切る仕様。
安定して片方の向きからのみカットすることで白化を極力抑えられるのが魅力!ランナーに対して斜めになっているとまな板刃が役割を十分に発揮できないので、ちゃんと角度を合わせて切るのがコツ。
- 白化を抑える機能性が高い
タミヤの先細薄刃ニッパーはどうか?
使っている方も多く評判が良かったので、当初この記事で紹介する白化を抑えるニッパーとして紹介しようと思っていたニッパー。
実際に購入して使ってみたところ・・・良いニッパーだと思いましたが、”白化を抑える”という点からは外れているように思いました。
ぼくの使用感としては1度で切り出すと白化はしますし、二度切りしても期待していたほど白化を抑えられませんでしたね”(-“”-)”色プラに関しては抉れやすいとさえ思います。
強度はある程度ありそうなので改造とか切り出しにくいランナーの形状とかには向いてると思います。
↓こんなケースにおすすめ!
- 二度切り前提でランナーから切り離す時
- 1度の切り出しで少し残ったゲート跡をヤスリで処理する時
- ランナーの形状が縦に長くニッパーの刃が入れにくい時
- パーツの改造に使いたい時
ニッパーを使って白化を抑えるカット方法
確かに良いニッパーを使うのは簡単で白化を抑える選択肢として手軽!ただ、それだけだと完全には消せないので、さらに白化をださないニッパーの使い方を紹介します。
- 二度切りする
- 少し残してヤスリやデザインナイフを使う
二度切りする
まずは良く言われる「二度切り」。
一度目はゲートから離れた位置でパーツをランナーからカット。二度目のカットでランナーから切り離すといった方法。
ランナーにパーツが繋がっている状態でカットするということは、ランナーの間に刃の厚み分入り込むということ。
つまり、10cmのランナーがあった場合、そこに2mmの刃が入ると2mm分cmが増します。増した厚みの分左右に圧力がかかり、変形しやすくなるんですね。
これを防ぐために一度ランナーからゲートごと切り離し圧力がかからないようにカットすることができます。
先細薄刃ニッパーやアルティメットニッパーを使う方におすすめ
少し残してヤスリやデザインナイフで処理する
切る性能がよろしくないニッパーを使っている場合、パーツから数mm離れた位置から切り取り、残った数ミリをヤスリやデザインナイフで処理する方法。
この場合、ニッパー自体の性能はそれほど重要ではなく、最悪ちぎるような切れ味でもヤスリやデザインナイフの研磨・切削力でカバーできます(‘ω’)ノ
ニッパーに割くコストを抑えたいならガラスヤスリと併用するのをおすすめ!ガラスヤスリは研磨力も十分ですし、ほぼ劣化もしない。
鉄ヤスリやスポンジヤスリだと残したゲート以外を削ってしまって白化しますが、ガラスヤスリは磨く面もあるので例え範囲外を研磨して白化しても光沢状態に修正することができます!
ニッパーはそのままでゲート処理をキレイにしたい方におすすめ!
白化する原因と対策
先にサラッと流していたんですが、ゲートカットの際にできる白化はプラスチックが変形する際に起こる事象です。
関節軸などが破損直前になると白化した経験はありませんか?
あれと一緒!
プラスチックの形状が変わる際、引き延ばされた状態が白化。アルティメットニッパーはこの引き延ばす原因となる接触面積を薄くすることで抑えています。
↓下記記事では白化する原因をより詳しく、そして白化を修正する対策方法などをまとめているので是非合わせてチェックしてみてください!(=゚ω゚)ノ
白化しないニッパーはない【まとめ】
ガンプラ制作に使うニッパーで白化しないニッパーについてまとめてきました。
- 白化を完全になくせるニッパーはない
- 極力白化を抑えるニッパーはある
- おすすめは「ゴッドハンド アルティメットニッパー」←新作あり
- 白化を抑えるには「切り方」と「切った後の処理」2通りで対策する
こんな感じでしょうか。少々わかりにくかったかもしれませんが、おすすめのニッパーを使ったり、二度切りをすることでカット段階で白化を抑えることはできます。
さらに時間的コストを消費しても良いなら、ヤスリやデザインナイフで処理するのもおすすめ。
個人的にヤスリなどの処理をキレイにできるなら、ぶっちゃけニッパーはどれも大して変わらないのが本音ですが、パチ組みでキレイに仕上げたい方には紹介したニッパーは有用だと思います!
塗装や改造はしないけど、ガンプラ組み立てるのが好き!←こんな方にはメリット大きいので選択肢としては全然あり。
逆に、塗装も改造もどんどんやっていきたい方は”表面処理”などが重要になってくるので、ニッパーはどれ使っても変わらなくなってくるんじゃないかなと思いました。
改めて文章にしてみて、その人の選択肢で必要性が変わるので奥深かったニッパー君でした!
以上!おしまい
「初心者ガンプラ作っていきたいけど道具揃えると高いし、専用ニッパーは高い!」
こんな方には下記↓道具セットがおすすめ!
低コストで必要な道具メチャクチャ入ってますし、ガラスヤスリにオープナーまで封入。ガンプラ作り、今は楽しいけど飽きる可能性もあるなら、まずは低コストのお得道具で試してみるのをおすすめします!
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