- 発売日「2018年4月28日」
- 価格「2,750円(税10%込)」
RGを買う時ってどうしても気になるのが「アドヴァンスドMSジョイント」ですよね。
「RG トールギス EW」はアドヴァンスドMSジョイントの影響が減り始めた世代のRGガンプラ。
クオリティ評価としては↑こんな感じでステータスで見ると結構バランスが良い。
白い装甲が特徴で赤と黄色がアクセントのガンプラ。
良く知らないシリーズでしたが、RGはとりあえず気になったのは買ってみるスタイル。
作ってみた感想としてはメッチャ良かった!
想像よりも小さくRG最小のゴッドガンダムと同じくらい。バックパックに持つスーパーバーニアの展開ギミックのメカニカル感など男心をくすぐるRGだと思います。
一部デメリットになることもあったので、下記ではその詳細を含めてまとめます。是非参考にご覧ください。
RG トールギス EWの総合評価!
さっそく作ってみた総合評価を先にお伝えしようと思います!
単純にぼくは買って良かったなって思うRGでした!!
- KPSのアーム基部がネジ切れた
アームの基部は軟質のKPSが使われているんですが、差し込む側のショルダーアーマーがシッカリ保持しすぎてネジ切れてしまったトラブルがありました。自分で補修しましたが、先に知っておけばダボ穴を少し広げたり基部側を削ったりして対応できると思います。
以上がぼくの評価!
ガンダムWに興味のないぼくでも満足できたので、知ってる方にはコレクションとしてマジでおすすめ!
RG トールギスの「基本情報」
まずは簡単に「RG トールギス」の関連情報を下記にまとめて見たいと思います。
ガンプラ名 | RG 1/144 トールギス EW |
グレード | RG(リアルグレード) |
発売日 | 2018年04月28日 |
対象年齢 | 15才以上 |
価格 | 2,750円(税10%込) |
付属品 | ◆替え手7種 ◆ドーバーガン×1 ◆サークルシールド×1 ◆ビームサーベル×2 |
キット内容 | ◆ランナーA~Hまで全12枚 ◆リアリスティックデカール×1 ◆取扱説明書×1 ◆ゼクス・マーキス ミニフィギュア×1 |
2018年製のRGということで、すでに外装パーツのポロリは少なく、可動域や関節のヘタれはほぼ問題ありませんでした。
RGとしてはまだ安い方で、3,000円しない驚きの価格。ぼくはヤマダ電機で購入したので、割引価格で購入。
付属物は↑こんな感じ。
特に多くはありませんが、造形の良いドーバーガンやシールドがめちゃカッコいいのと、透明なビームサーベルエフェクトと色付きビームサーベルエフェクトの二通りが付いてきます。
替え手は豊富で7種で、ポージングに合わせて選んで使用。
バックパックのスーパーバーニアは造形だけでなく展開ギミックもあって迫力満点。
ぼくはメカニカル感が好きなので、RG トールギスはこれだけで買う価値があったと思っています。(笑)
リアリスティックデカールは1枚付属。
本記事では「カメラアイ」の部分だけ使用した状態でレビューしますが、よりリアルさを簡単に出したい方はデカールの使用をおすすめします!
もしリアリスティックデカールが気に入らない方は↓水転写式も専用であるので使ってみるのもあり!
制作:「造形」と「可動域」をレビュー!
チェックした結果から言うと、可動域は十分!
兵装基部の自由度も高く、無茶なポージングをとろうとしなければディスプレイには十分だと思います!
アドヴァンスドMSジョイントが使用されている部分は腰部と腕部。
武器はショルダーで保持するので腕の保持力や関節の緩みなどは多少ありますが、違和感がでるほど問題はありませんでした。
それではRG トールギスの可動域と、使用されているアドヴァンスドMSジョイントについてレビューを下記にまとめていきます。
RG トールギスEWの制作・造形
作ってる段階の写真もペタペタ。
下半身の段階で1時間半くらいかかりました。ちなみにぼくはyoutube見たり、二度切りしながらやるタイプです!
胴体はこんな感じ。
最後に頭部を作って本体は完成。ここまで6時間くらいかかりました!
全部完成するまでに大体8時間くらいだったと思います。
ハイニューガンダムやサザビーよりは断然作りやすかったですね。
2018年製ということもあり、今のRGにほぼ本体に使用されなくなったアドヴァンスドMSジョイント。
トールギスはそこに向かうまでの初期モデルと最新モデルの中間ガンプラって感じで違いが面白かったです。
ちなみに今回はガラスヤスリ一本でやってみたんですが、ほぼこれ一本で削りから慣らしまでキレイにできたのでおすすめ!
トールギス EW版の可動域
【首周辺の可動】
あまり上下の可動はできませんね。上に顔を上げることはできますが、構造上下向きはできませんでした。ただ、胴体を下に向けることができるのでその点はカバーできるようになっています!
左右は若干上に首を向けると干渉なく一回転可能。
【腕部の可動】
腕は水平まで上がり、アドヴァンスドMSジョイントによる肘曲げ関節可動は十二分!
肩の引き出し構造は若干ありますが、胸部アーマーの密度のせいか引き出してもあまり出ているように見えませんね。
ですが、可動域などには全く問題ありません!
気になるのはアドヴァンスドMSジョイントによる装備の保持力。
ドーバーガンやシールドはショルダーアーマーにつける式なので、肘関節が多少柔らかくなりますが腕部に頼らないことから武器の保持力は十分でした!
トールギスEWのデザインをうまく使ってアドヴァンスドMSジョイントの弱点を補完していますね。
それよりも気になるのは肘がまっすぐ伸びないデザイン的なポイント。個人的に不自然さを感じるのでここはちょっと残念ですね。
【胴体の可動】
前後の可動は十分!反らせることも俯かせることもできて大きく動きます!
大きく動く分、普通に立たせる時に軸がわからなくなるかなと思ったんですが、背部にロック機構が付いているので、素立ちの軸はすぐにわかりますし、もし緩くなってしまっても問題なさそう。
ぼくは直せると思いますが、もしガンプラ初心者の方だとそうはいかないと思うので安心できると思います。
【脚部の可動】
股関節は安定しているのでグラつくこともなく接地面も良い。
全体的に可動は十分で、足の開きは180度OK!
一部気になるの前方方向への腿上げがちょっと物足りない・・・けど上げる機会ないからいっか(笑)
足の接地面も良く、片足立ちもいけますね。
膝にも若干スライドギミックがありますが、パイプのような部分が黒いので見にくいのが残念なところ。
ちなみにサイドアーマーの裏打ちされたモールドもバッチリ!
サイドアーマーも展開するんですが、結構パカパカ動きます。それを保持するために太腿とアーマーに接続基部があります。
展開させる時は突起を押し込んで展開状態を固定できます。
【足首の可動】
足首の可動はまぁまぁで、もし近接武器を使った機体ならちょっとポージングに影響でたかもしれません。
トールギスは飛んでる状態が多そうなのでポージングの再現などは特に問題なさそうですね。
以上可動域とアドヴァンスドMSジョイントについてレビューしてきました!
RG トールギスEWをポージング例
良くなかった点でも述べますが、先に言っておくとシールドの「基部が硬すぎたこと」、「無理なポージングをとろうとしたこと」←この2つが相まってシールドの基部が一部ネジ切れてしまいました!
心配になる点だと思うので、後述する「良かった点・良くなかった点」にはこの要因と解決策まで書いているので気になる方は是非ご覧ください。
※ポージングレビューでは応急処置した状態で写真を撮っているのであしからず!
それでは軽くポージングをとってみたいと思います!
正直箱の横にあるポージング例を見てかっこいいとは思わなかったんですが・・・いざチェック!
ドーバーガン軸もフレキシブルに可動。
軸の保持力も強いので、握り手を使わずに基部だけで保持できますね。
スーパーバーニア展開。正面から見てもエロいわ~。
シールドの背部にはビームサーベルをマウントしていて、格納しているパーツの角度を変えると↑画像見たいな感じに見せることができます。
バーニアを背部から・・・ドエロいわこれ(笑)
普段RGは塗装しないんですが・・・これガンメタでバーニアだけ部分塗装するのもありですね!!!
ちょっと残念な所なんですが、展開・収納時のロックが甘くて、一部パカッと開いたり、ロックが緩みやすかったです。左側バーニアだけだったので個体差かもしれません。
ちなみに展開ロックは中央のバーニアを少し引っ張りだすと固定できます。
バックパックを展開してから背部を見た時が一番情報量が多いと思います。
やっぱりスーパーバーニアを活かした疾走感のあるポージングがトールギスEWの魅力を引き出す気がします。
全身の白い装甲から関節や展開した時に見えるグレーの機械感が良い。
サーベルは2本色付き、2本透明の物が付属していました・・・透明は劇中であったやつなのかな?
うん、メッチャカッコいいな。
トサカ最初バカにしてたけど、他が全部帳消しにしてくれるほどカッコいい。
ミキシングする方にとってもスーパーバーニアはめっちゃ使いやすそう。
ぼくは写真撮る段階でネジ切れてしまってますが、ちゃんと動けばシールドの基部のフレキシブルさがかなり良いです。
腕に付けてるとアーマーが干渉したりといったことが機体によってはあるんですが、トールギスはその辺気にする心配がありませんでした。
↑これでディスプレイしようと思います(笑)
ちなみにサイズも小さく重量も重くないのでアクションベースどれでもいけそう。
専用ジョイントが付属しているので、3mm凸があれば装着できます!
100均台座使う場合は軸がやや太いので、使用する時は若干ヤスった方が良いかもしれません。
良かった点・良くない点
実際にポージングをとってみて見えてきた「良かった点・良くない点」をまとめて見たいと思います。
まとめると↑こんな感じですね。
良かった点
■【本体デザインとシンプルな見た目がいい】
装備を外した状態だと見た目はシンプルで特徴は赤いヘッドパーツくらい。
専用武器のドーバーガンやスーパーバーニア、シールドを持たせたら一気に個性が尖るって感じ。
武器の方が個性が強めですね。
■【ハンドパーツパーツが豊富】
ハンドパーツが豊富なので表情付けがしやすいのが良いですね!RGはどれも替え手パーツが多くついているので、今のところ損を感じたことがありません。
今回特に良かったのは手首に角度がついたハンドパーツ。
ポージングの表情付けはもちろん、突き刺すようなポーズにもできるので使い勝手が良い。
■【兵装の取り付け基部の自由同が高い】
スーパーバーニアやドーバーガン、シールドなどに装着する兵装の基部可動域が広いのが特徴。
使わない際にはアームを背部に寄せたり、そのまま背部から可動させて戦闘モードにするとかかなり使い勝手が良かったです。
保持力もバッチリなので、緩くなる心配などはありませんが・・・良くなかった点にもここは影響していますね。
■【価格が安い!】
何と言っても、今のRGでは考えられないクオリティと展開ギミックで2,700円少々!
ぼくはヤマダ電機で購入し2,250円!!!!
マジで安い。
このクオリティなら3,000円ちょっとでもぼくは出しても良いと思ったので、最近購入したガンプラの中でお得感が1番凄かった。
最近はクオリティ満足度は高いけど、価格で結構納得できない部分もあったので・・・・最近の高すぎやて。
amazonでガンプラを定価で買う!検索方法と見つからない時の代用法
良くなかった点
■【軸穴がきつすぎる】
良かった点として兵装の保持力が良い点をあげましたが、反面保持力が強すぎる所がありました。
ぼくが無茶なポージングつけようとしたこともあるんですが、シールドの基部凹が硬すぎてネジ切れましたね(笑)
心配は無用!
知らない方のために情報を書くと、バンダイには部品注文っていう便利なサービスがあって、どこのパーツかわかってれば注文できます。(パーツが余っている場合に限る)
破損・紛失問題なし!ガンプラパーツを注文するやり方や注意点を紹介
今回はパーツの予備がないようなのですぐには無理ですが、応急処置してあとは買えるようになるまで待とうと思います。
「ちなみに説明書をなくしてパーツがわからない!」←こんな場合も大丈夫!ガンプラキットの組み立て説明書はWEBでも公開されているので、それを見たら箇所がわかりますよので。
↓こんな時は使ってみてね~
このように破損しやすいRGはいくつかあって、「壊れやすいRGガンプラ4選」の記事にまとめているので参考にご覧ください。
■【アンダーゲートの位置が処理しにくい場所がある】
アンダーゲートがいくつかあって、合わせ目で目立たないのは良いんですが、↑画像のように小さい凹の部分についてる箇所があるんですよね。
片刃ニッパーは先の方は使えるんですが、一発で成功しないとヤスリがかけられないっていう感じ。
デザインナイフで対応しましたが、ケガする可能性がちょっとでもあるものはなるべく使いたくないので、そういう方はシンドイかも。
「マジでおすすめしないRGガンプラ5選」には入るほどではありませんが、ちょっと破損しやすいRGに含まれるかもしれません。
他ガンプラとのサイズ比較
RG トールギスと他キットとのサイズ比較。
RGはたまに大きいのがあるので、ディスプレイスペースを気にする方は気になると思うので比較紹介。
同RGの「RGのハイニューガンダム」と比べるとこんな感じ!かなりサイズが違いますね・・・。
続いてHGとの比較。
割と小さ目のHGCE イモータルジャスティスともサイズ比較してみた感じほぼ同じくらい!
ただ、ディテールやモールドなど情報量の多さから厚みを感じて大きく見えますね。
【RGこれはマジで買うな!】特におすすめしないRG5選と3つの理由
購入者の口コミ評判・レビュー
続いてレビューしたぼくの意見と比較して客観的な感想も気になるはず!だってぼく「作ったガンプラかっこいいフィルター」がかかった状態なので(笑)
他購入者はどうだったのか?↓下記で口コミ評判を一部紹介してみたいと思います!
RGトールギス完成。背中のスーパーバーニアの存在感が凄い。腰のバーニアも含め全てが可動、展開出来て触っていて面白い。ドーバーガンもブローバックギミック有り。パーツのポロリもないのも嬉しい良キット。かっこいい🐔さん♪(*´∀`*) pic.twitter.com/hhminqiE38
— 流星のD (@Dofshootingstar) April 13, 2024
RGトールギスできた どえらいかっこいい pic.twitter.com/l1fYG1CyHE
— ス‘‘‘‘ノキヰ🔥⛄️ (@Zukky35) April 12, 2024
#ガンプラ
— 3代目ノア・ガルツアーク🦀❤ (@noaStriker524) October 8, 2023
#ガンプラ好きと繋がりたい
RG トールギス Endless waltz版
下半身完成!!
もうかっこいいじゃない!!! pic.twitter.com/0unQkm4s6a
RGトールギスできたー
— でもはん@ニアを描く人 (@SD555EX) April 13, 2024
エアブラシ導入やら筋彫り挑戦やら色々実験しながら楽しくできました
次はストフリだ、、大変だぜ pic.twitter.com/HpU91q7AbB
初めてのRGトールギス
— まっきー(よーかんのひと) (@feniche0) April 12, 2024
すごい!昔作った真っ白なトールギスⅢより色分けがしっかりしてる pic.twitter.com/PbtlmGocPR
RGトールギス
— どー (@IT2g098XfweTY3I) April 11, 2024
仮面外しできるのまじで感動したんだけど
これは神キットだわ pic.twitter.com/Am0bpaR87E
口コミ評判はこんな感じ!少なくとも、作った方の多くがかっこいいと満足している様子。
トールギスEWって人気的にどうなんだろう?作品がわからないのでなんとも言えなかったんですが、「欲しいい」と投稿している方は非常に多いので人気なのかも?
兎にも角にも、ぼくも同意見なんですが、「パチ組」だけでもマジでカッコいいのでおすすめ!
RG トールギスをレビュー【まとめ】
ということで、今回は「RG トールギス」のパチ組レビューでした!
ぼくはHGの方は墨入れ、塗装も今やっていますが、RGは基本的にあまり触りたくないんですよね。新品でありながらカッコいい奇跡のグレードだと思っているので、パチ組する方でRG未体験の方には是非触ってみてください。
【まとめ】
- シンプル造形で作り安い本体
- メカニカルな装備、特にスーパーバーニアがエロい!
- 造形、ディテールが細かい
- 付属する替え手パーツが豊富
- RGとしては安い
価格が2,700円程度なので、量販店だと少しお安め。その価格でこのクオリティを考えるとめちゃくちゃ良いですね!!!
パーツの一部がネジ切れるというトラブルこそありましたが、十分修復できますし、予備パーツを購入すれば問題なし。
個人的な満足度としては 。
2020年以降のRGはどれもクオリティが上がっているので、その面だけみると満足できない方はいるかもしれません。
しかし「値段」や「パーツのポロリ」がないのを考慮すると十分「買いっ!」なキットだと思いました。
作品を知らないぼくでこれだけ高評価なので「ウィングガンダム」好きな方にはおすすめできると思いますよ!
以上。
今回はこんな感じ!
更新遅くてごめんね(笑)
RGトールギス EW版を「買う?」・「売る?」
「RG 1/144 トールギス EW」はRGの中でも比較的安い部類に入る高クオリティガンプラ。
amazonでも割増価格での購入が必要。
2024年11月には再販もありますので、もし今すぐ欲しいとかでないのであればもう少し待ってみるのもあり!
再販がかかればamazon内でも定価になる可能性が高く、実際前回の再販では一定期間定価で販売されていたのを確認しました。
デザインのせいか、意外と売れる速度は緩やかなのが特徴。
逆に売りたい方は再販が掛かる前に売った方が高くなると思うので、なるはやかもっと寝かせるなど難しい調整が必要になりますね。
↓以下は「購入情報」と「買取情報」をまとめているので、参考にご覧ください。
>>ガンプラを売って新作の費用に変えたい方は「ガンプラ買取おすすめガイド」の記事をご覧ください。
>>ガンプラ購入手段について知りたい方は「ガンプラ購入方法と場所」の記事をご覧ください。
【初心者におすすめの道具】