今回は10月の目玉!「HGCE ブラックナイトスコードカルラ」をレビュー。
登場作品 | ガンダムSEED FREEDOM |
搭乗パイロット | オルフェ・ラム・タオ&イングリット・トラドール |
メーカー | BANDAI |
グレード | HG(ハイグレード) 1/144スケール |
価格 | 4,070円(税10%込) |
発売日 | 2024年10月26日 |
劇場版「ガンダムSEED FREEDOM」に登場するラスボスで、他のブラックナイト機体とは違い白と金のカラーリング。
HGとしては高めの価格設定ですが、豊富なエフェクトにPETシートを使ったレヴィテーターのエフェクトが付属。
価格のこともあり、レビューを見てから再販で購入を検討している方向けに、詳細をレビューしていきたいと思います。
HG カルラをレビュー後の評価:造形は最高!不満もある!
早速完成した外観をご覧ください!その後総評(‘ω’)ノ
白の外装に金色のラインとかなり騎士感強めのデザイン。ブラックナイトシリーズの中でも全く印象が変わる機体ですね!
組み立てやすさ
基本的には今までのガンダムSEED FREEDOMキットと構造は同じ。ただし、外装の一部はエングレービング表現をするための組み立てを活かしたロックなど独特な仕様もありました。作りやすくポロリもなく安定性も感じます。
組み立て所要時間:2時間半
可動域
率直に言って可動域が広いとは言えず、「SEEDアクションシステム」があるのである程度可動はできます。ただし、腹部や肩が干渉して大きな動きはあまりできません。
外観
造形は100点!作っている段階では頭部が大きすぎるような気がしましたが、プロポーションがとにかく良い!!!エングレービングを模した造形もよく、ゲート跡も目立たないので非常に良かったです。
ホワイトパーツは明るいホワイトとオフホワイトが使い分けられており、ゴールドも2色と色彩ディテールが感じられます。
ただ、シールで補填されている色味が強めなので、貼るか塗装しないとちょっと見栄えが物足りなく見えます。(特にバックパック)
ギミック
搭載されているギミックは「サハスラブジャ(ドラグーン)」の脱着と刃エフェクトを取り付ける部分の展開、胸部超高インパルス砲の展開ぐらいとそう多くありません。
耐久性
ブラックナイトのフレームが使われているので、シヴァ同様少し股関節が弱めで激しく動かすと白化すると思います。あと、バックパックが重めなので、胴を伸ばしている状態だとやや腰部の保持力が落ちて少し後ろに傾きがちでした。その2つ以外は特に問題なく、長時間動かしていて不満を感じる点はありませんね。
コスパ
付属物が豊富とか色々プラスに考える方もいると思いますが、良キットとは言え高いっ!!!物が良いだけに付属のPETシートやレヴィテーターの差し替えなどコストに対して不満が残りました。
↑ぼくの評価はこんな感じ!Youtubeでレビューを上げている方の意見なども踏まえて、可動はほどほどで造形はべらぼーに良い!キットの内容に充実さを感じている方も多いようです。
個人的にはこれだけ価格が高いなら、レヴィテーターの差し替えはちょっと納得できませんでした。
PETシートに関しては安っぽくていらない!!!クオリティも高くないので、こんなペラペラの付けるぐらいならマジでコスト落としてほしいですし、プレバンで別途販売でも良かったかも。
もはや子供をターゲットにしたいのか大人をターゲットにしたいのかブレブレで、結果コストには見合っていないと感じています!
しかし、キットとしての完成度は高いので良いキットなのは間違いない!でも高い!というメチャクチャおすすめしにくいガンプラでした( ;∀;)
長所 | 短所 |
---|---|
立体物として高いレベルで再現。エングレービング表現もよく、金色の発色も美しく仕上がっている | レヴィテーターの展開はパーツの差し替えでかなり面倒 |
レヴィテーターのサハスラブジャは脱着できて展開してエフェクトをつければ射出シーンの再現可能 | HGとしてかなり高め |
サハスラブジャは同じパーツで部分的に色分けされていて完成度が高い | PETシートは時間経過でヘタレてくる |
股関節強度が弱い |
外観:ポージングで見るカルラ
造形最高!でも可動微妙・・・そんなカルラがとれるポージングの例を紹介したいと思います。
レヴィテーター展開後は浮遊ポーズがカッコよく見えるのに偏りがちでしたが、展開前は立ちポーズでも浮遊ポーズでもどっちでもかっこいい(^^
ロック・クロウ・モルスス・モルティス!近接武器なんですが、攻撃範囲が狭すぎるので不自然なアクションポーズになっちゃいますね。
刃をもうちょっと延長したらビームサーベルのようなポージングで動きをつけられて良いかもしれません。
捻りはいけますが、前屈が深く沈み込めないのがちょっとツライ。
やはり肩が動かしにくいですが、付け根のロール可動をうまくいかしてカバーできるので問題なさそう。
・・・・↑ランスロットアルビオン?(笑)色味が同じなのでポージングによってはそう見えなくもないかも。
展開前状態でも「サハスラブジャ」は脱着できるので射出演出ができますね!
展開!うん、メンドクサイわ~(笑)
「サハスラブジャ」射出!ディスプレイ自体は専用台座でもいいですが、ランナー加工するだけでも作れそうですね。
ですが、個人的に周囲にたくさん展開しても全然栄えませんし、窮屈感がますのでおすすめしないかも。
↑写真では「サハスラブジャ」を挟むアームで固定していますが、3mm軸穴があるので差し込んでディスプレイもできます。
周囲に展開するなら2つくらいが良いと思います。
PETシートがペラペラなので、やはり角度を付けるだけでしなってしまいますね。ボリューム感はあって、引いて見るとかっこいいです。
近づくと安っぽさが出るので・・・やっぱいらん!
レヴィテーター展開可動できるようにして、しっかりしたエフェクト付きでプレバンで出してくれてもいいですよー(笑)
「超高インパルス砲 アドゥロ・オンジ」展開!開閉できるのはディスプレイを選べるので良きです(‘_’)
「次元ビルドナックルズ」の平手を付けてみました!サイズはピッタリなので使えます。
バックショットが意外と良くて、ミラーケースとかに入れても楽しめそう。
劇中では見ませんでしたが、防御にも使えそうですよね。
ポージングはここまで!
腕部・脚部に関しては問題ありません。が、やはり前屈の動きが弱すぎて全体的に動きが固いように見えました。
あと、PETシートを使うとポージングも幅が狭まるような印象。幅もとりますし、角度によってはショボーンってなるのでなくてもいいかなぁー。
他のガンプラのポージングも参考に見たい方は↓下記をチェックしてみてください。
耐久性:基本的には良かった!
耐久性についてなんですが、3点ほど!
- 対モビルスーツ強化刀のマウント保持
「対モビルスーツ強化刀」のマウント保持が弱いですね。デザイン上仕方ないんですが、大きさもあって持つと手に振れやすくテコで抜けてしまいがち。
ただ、劣化とかはあまり感じず、そもそも抜けやすくできているのかなとは思いました。「マイティーストライクフリーダム」よりはずっと良い! - 腰部関節が若干弱くなる
腰部がボールジョイントなんですが、マイティ―ストライクフリーダムとほぼ同じように劣化するとバックパックの重みで若干仰け反るようになってしまいます。 - 追記:股関節が弱い
太腿のロール可動と開脚可動が柔軟な代わりに、位置をちゃんと確認しないと角度が悪くなった時一気に負荷がかかって折れる可能性があります。
足の角度付けなど股関節周りは目視でチェックしながらやった方がいいですね。幸い修正しやすい形状なので、後で真鍮線入れて修正しますが、ガシガシ動かす方は要注意!!!
ちなみに、折れたパーツの内部はスカスカでピンセットが刺さるほど柔らかかったですね。 - 追記:復活のカルラ
元の股関節軸は残った方も切り落として、軸位置を2mm上に上げて修正しました!太腿が長すぎると思ったので丁度と思い一緒に修正(‘ω’)
「簡単修復・補強!真鍮線を使ったガンプラ直し方STEP」の記事にある”おまけ実例”で修正の仕方書いてるの気になる方は覗いてみてねー。
その他注意点としてはバックパック!
バックパックの取り付けが2軸になっているので、もし他の装備と差し替えて遊ぶ際にはゆるくなることが想定されます!
数回取り外しを繰り返すとほぼ間違いなくポロリが起こるはず。
もしポロリが起こるようになった場合は「ガンプラの関節ゆるみ対策」の記事で対策をまとめているので参考にどうぞ。
ちなみに、カルラのバックパックを取り外した場合首元のパーツが背中側にはみ出ているので、取りかえるバックパックの形状は制限されそうでした。
試しにシヴァのビームマント装着してみました。↑ちゃんと装着できているように見えますが、実際は↓こう。
首周りが飛び出ていて干渉していますね。しっかりはめ込むには加工が必要。2軸対応ですが、比較的汎用性は落ちている気がします。
エールストライカーとかも無理そう。
同シリーズとの外観・コスト比較
「HGCE ブラックナイトスコード シヴァ」と外観の比較。関節は一部流用されているので色味は同じですが、発色の金色が良い分情報量はカルラが多めに見えます。
↑画像だとカルラがやや足を閉じているので、同じくらい開くと全長は同じくらい!
↑頭部を比較してみるとこんな感じ。カルラの方が大分大きめになっているのがわかりますね。シヴァもそうでしたが、組み立てはどちらも簡単でパーツ構成も少ないです。
カルラは安全フラグついた状態でも十分かっこいい!
「HGCE マイティーストライクフリーダムガンダム」と比較。
全長はカルラの方が大きいですが、マイティーストライクフリーダムの方はプラウドディフェンダーが大きいので幅がでますね。
カルラのレヴィテーターは展開前だと収まりが良く、個人的にはまとまっていて好き。
比較項目 | ブラックナイトスコード カルラ | ブラックナイトスコード シヴァ | マイティ― ストライクフリーダム |
---|---|---|---|
価格 | 4,070円(税10%込) | 2,970円(税10%込) | 2,970円(税10%込) |
可動性 | 中~高 | 高 | 高 |
造形クオリティ | 超高 | 高 | 中 |
耐久性評価 | 強 | 中~強 | 中~高 |
キットの満足度 | 中~高 | 高 | 高 |
↑上記の各項目を比較した結果、「カルラ」は造形レベルは非常に高いが、高価格に対しキット内容で足を引っ張っている評価。
最後にポジショニングマップ!
※バブルの色はオレンジに近いほど可動性が良く大きいの意。
HGカルラ ポジショニングマップ
コストを度外視するのであれば、本体のパフォーマンスは比較した3つとも良いです(‘ω’)ノ個人的にコストが高すぎる点で若干マイナスした位置になっています。
HGCE ブラックナイトスコードカルラのキット内容
パッケージは↑こんな感じ。価格シールが気になった方は「ガンプラ買う場所ガイド!【初心者向け】」の記事でおすすめの購入場所紹介しているのでチェックしてみてね。
説明書の表紙と裏↑。表には機体情報とパイロット情報が掲載。裏面には装備の名前や説明が書いてあります。
実際に劇中で装備(?)されている武器の「ジグラート」が含まれていないのでその説明はありませんでした。あとはSEEDアクションシステム実装箇所が記されています。
説明書は冊子タイプで、主人公のキラやアスラン機体以外では初!力の入れ具合で決めているのかも?
今回もWEB説明書が公開されていなかったですね。3カ月くらい連続なので、もう当日公開はしないのかもしれません。(残念)
モノアイシールは4パターンから選択でます。多くの補填はサハスラブジャ(ドラグーン)の紫部分。
以下はランナーやキットの内容を紹介するので、見なくてもいい方は【外観と可動域までSKIP】
ランナー一覧
では封入されているランナーを一覧で紹介。
Aランナーには強化刀のビームエフェクトやロック・クロウ、あとは真っ白なホワイトパーツなどの一部の部分パーツがあり、サイズはかなり小さ目。
Bランナーはブラックナイトスコードシヴァのランナーが流用。
Cランナーは主に外装や頭部パーツに使用されているオフホワイトのパーツ構成。エッジが立っていますが、ディテール量としてはあまり多いとは言えません。
Dランナーもオフホワイトパーツで、左右対称の腕や脚部パーツ。外装のエングレービング表現部分はシッカリ肉抜きされて露出するようになっているのがわかります。
Eランナーにはサハスラブジャ用パーツ。量は多いですが、基本切り外してはめ合わせるだけなので作りは簡単!
Fランナーは目玉の一つであるエングレービング表現のモールドを造形した金色パーツ!ブラックナイトスコードの関節とは違う金色で発色も強く光沢感も強め。イイネ(‘_’)
Gランナーはレヴィテーター内部とかとか。
ビームライフルのみHランナーに割り当て。2パーツ構成のシンプルなものですが、思ったよりディテールも多い。
ランナーは大体こんな感じですね!
付属エフェクト
続いて大量の付属物紹介。といっても、同じものがいくつもある感じ。
- サハスラブジャ用刃エフェクト
- レヴィテーター用PETエフェクト
余剰パーツ
8つの余剰パーツが発生。一見使えなさそうですが・・・
↑SEEDアクションシステムの一部である腰部可動のパーツが余るのでこれは改造に使えそうですね!
外観と可動域をレビュー
部位ごとに「HGCE ブラックナイトスコードカルラ」の造形を見ながら可動域をチェックしていきたいと思います。
本体完成。モノアイシールのみ使用して他は使用せずレビューしていきます。
全身にエングレービング表現が施されているのがわかると思います!
それでは詳細を見ていきましょう。
頭部:外観と可動
頭部アップ。頭部はやや大きめでパーツ構成もシンプルで組み立しやすかったですね。モノアイパターンをシールで4種から選択できるのは嬉しいポイントでした。
合わせ目はバイザーと頭部との境にできますがディテールにも見えるので不自然さは特に感じないので無理して消す必要はなさそう。
後頭部にもセンサーシールが一枚。ディテールはあっさりしていて、モールドの深みがないので表面処理すると潰れてしまいそうなのが心配所。
俯きは少々、見上げるのも少々。首周りのパーツ装飾が多分上下可動はやや難ありな感じでした。
左右への可動も干渉して制限されるので、個人的にポージングが難しかった点。
腕部:外観と可動
くっきりとエングレービングのように表現されているのがわかるくらい浮かびあがるモールド。オフホワイトで半光沢さを感じさせるのもGOOD!
外装のホワイトパーツをはめることですっぽ抜けないような仕様になっていたので、しっかり奥まで関節部位は押し込む必要があります。
ショルダーアーマーについているスラスターは少し上下可動ができます。
ショルダーアーマーは大きく跳ね上げが可能。
「SEEDアクションシステム」による肩の引き出し機構で前方には大きく動かすことができ、後方には少々。
あと、ショルダーアーマーを上からみると合わせ目がでます。・・・・この合わせ目は消すより広げた方がなんか良さそうな気がせんでもない(笑)
腕部外観。「ビームシールドアムルタート」と「ロック・クロウ・モルスス・モルティス」が一体化した装備となっています。
ビームシールドは設定ではあるんですが、本キットにエフェクトは付属しません。シヴァも同じようになかったので引用などもできませんね。
「ロック・クロウ・モルスス・モルティス」は肉抜きがガッツリ入ります。
腕部付け根はHG標準のロール可動あり。
水平にはあまり上がりませんでした。ここはショルダーアーマーが大きく跳ね上がるのでかなり勿体なさを感じてしまいますね。
肘はもちろん二重関節ですが干渉してここも大きく可動はできませんでした。
手首はしっかりはめた状態から遊びをもたせた状態もできます。
可動域が広いわけではありませんが、他のFREEDOMキット同様にある程度グリグリ動きます。すっぽ抜けもありませんでした。
胴体:外観と可動
続いて胴体。ここもエングレービング表現がしっかりあります。
胸部アップ。
胸部4か所にあるバルカンのような造形。色分け不足と思いきや設定通りでした。
超高インパルス砲は開閉可能。ただ、個体差かもしれませんが少々開口がきつめなので、パーツを一部ヤスッて摩擦を軽減してあげるといいかも。(やりすぎると自重で開いてしまいそうなので注意)
背部。バックパックであまり見えなくなる箇所ですが、シールによる補填箇所があります。
胴体可動は前方へ少々、後方にも少々。ただし、軸を少し上に引き上げることで可動域を拡張できます。引き上げた状態だとバックパックの重さで後ろに仰け反り気味。
捻りは良好で、特に左右へ倒すのはSEED FREEDOMキットの中でもかなり動くんじゃないでしょうか。
脚部:外観と可動
フロントアーマー・サイドアーマーまでエングレービング表現を実装。
リアアーマーにはありませんが、縁に同質のパーツが使用されています。
股関節は軸のみで、造形はされていますがスライド機構などはありませんでした。シヴァの流用パーツで、軸は細くやや耐久性が心配な箇所です。
直線的なデザインのシヴァに対し、カルラは曲線が多いデザイン。脚部はそれが特に際立つ部分でした。
なんだか「プロヴィデンスガンダム」にも似ている気がします。
写真では見づらいですが、正面膝下から足首にかけて合わせめがでます。かみ合わせも若干悪いように感じました。
スナップフィットの軸がやや太いような?
腰部アーマーの可動域。
フロントアーマーは裏打ちモールドも少し入っています。ただ、素材が意外と光を透過しているので、置く場所によってはFランナーパーツは透け感が目立つかもしれません。
可動は大きく跳ね上げることができるんですが・・・
↑画像の通り腿パーツと干渉してしまい、足を上げる際には大きく可動域を狭めてしまいますね。
サイドアーマーも小さ目のボールジョイントで可動は良好。
造形はシンプルに外観だけ模ったもので内部にダクトなどの造形はありません。
ある程度開脚すると干渉して取れてしまうこともありますが、胴体を引き上げると干渉せず開脚域を広げることができました。
膝立ちは結構傾くかな。
太腿にはロール軸があるので、太腿の上りが少々気になりますが、脚部の可動域は良好と言っていいでしょう!
足首は上に少々、下方向にほぼ垂直に曲げることができました。
アンクルアーマーも上下若干可動します。
足首はロールできませんが↑画像の通りの開脚までが足裏接地面がキレイに見える幅。この幅以降は足裏が浮いてしまいますね。
足裏はしっかり造形がありパーツの肉抜き箇所はありません。
あと股関節に3mm軸穴がいつも通りあります。
レヴィテーター:外観と可動
バックパックのサハスラブジャ。小さいですが、実は砲身が色分けされています!写真だと濃く写ってますが、実際はもう少し薄いですね。
レヴィテーターは前後に少しだけ可動できます。
バックパックのサハスラブジャ。六角形の部分はそれぞれ紫のシール補填。
レヴィテーターは展開前と展開後をパーツの差し替えで再現する仕様。個人的に物足りないというか、価格的にギミック化してほしいポイントでした。
展開前状態は↑画像の通り繋ぎパーツで繋げます。
重ねたら固定するパーツを取り付けて収納状態を再現。
レヴィテーター用PETシートはこんな感じ。薄いプラでペラペラ。
展開後の差し替えパーツに小さい軸があるのでそこに」はめ込み、パーツを被せて固定して装着します。
付属武器
付属する武器は↓こんな感じ。
本体に搭載された「ロック・クロウ・モルスス・モルティス」と「超高インパルス砲 オルドゥ・オンジ」、「ビームシールド・アムルタート」と足して全部ですね。
【対モビルスーツ強化刀】
強化刀の持ち手部分にはサイドアーマーへ取り付けるためのダボ軸があります。
専用のエフェクトが付属するので、軸を合わせて刺しこみます。
先端は安全基準で丸みがありそれなりのクオリティですが、柄底にはエングレービング表現に使われている金色パーツが取り付けてややクオリティ高め。
ただ、握り手に持たせてもある程度動かしているとすっぽ抜けてしますので、握り手側を少し狭くしたり滑りどめの加工をするのをおすすめします。
【高エネルギービームライフル】
ビームライフルの一部にシールをが使用。右側側面にはリアアーマーにマウントできる専用軸があります。その他可動はしませんが、造形としてはシンプルで悪くないと思います。
【サハスラブジャ】
「サハスラブジャ(ドラグーン)」は8つあり、サイズは大きめと小さめが4つずつ付属。
片面には蓋があり、↑画像の指定箇所を押し込むと簡単に外せる仕様。
蓋を外すと3mm穴があるので、ディスプレイスタンドを差し込めます。
金色部分を左右に展開し、エフェクトを差し込むことができます。
全16本エフェクト付属。使わない管理がマジで面倒すぎる(笑)
いい加減付属物も管理できる何かしらのアイテムも出してほしいですね( ;∀;)
カルラをカスタムするポイント!
ホワイトの外装とゴールドのエングレービング表現が特徴的で目がいきますが、ガンダムSEED FREEDOMキットの中ではディテールがややあっさりしているように感じます。特にモールド。
サハスラブジャに関しては凹凸モールドもあり、シールこそ使えど紫のアクセントなど十分。
本体の外装がやや寂しいので、「スミ入れ」をおすすめします。
ただし!掘り直しはしても良いですが、追加でパネルラインを加えたりするのは難易度があがるので、初心者にはおすすめできない(‘ω’)
特に脚部や肩の曲線は難しいので!
スミ入れの入れ方やツール、失敗例を下記ページにまとめているので、是非参考にしてみてください。相性とかもあるのですぐにエナメル流すのは注意してね!
HGCE ブラックナイトスコードカルラ【レビューまとめ】
今回は「HGCE ブラックナイトスコードカルラ」について詳しくまとめてきました。
可動域に関してはあまり良くない点があったので、個人的には減点ですが、気にしない方も多くいるレベルだと思います。
冒頭のレビュー評価でも述べた通り、かなり造形は良くて来ているので作って欲しい気持ちは多大にあるんですが、価格が価格なだけに気軽におすすめはできないですね。
特に「SEEDアクションシステム」で推しているシリーズなら、なおさら期待している人も多いと思うので推しにくい。
抱き合わせで買わされてる感があって難しいキットだなと思いました。
「特にコストは気にしない」、「造形クオリティが高いキットが欲しい」←こんな方にはマジでおすすめするので是非作ってみてほしいですね!!!
今回はここまで!
写真なんとかかっこよく決めたいので後日ポージグ例だけ更新するかも!!!
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