本記事ではタイトルの通り、ほんっっっっっっっとにおすすめしないRG(リアルグレード)ガンプラを紹介してみたいと思います。
- RGガンプラを購入したいけど失敗したくない!
組んでて破損したり、動かしててポロリなどのストレスを感じたくない方 - 当たりハズレが良く分からない!
ハズレと言われる理由が知りたい方
今回は↑こんな方向けに記事をまとめていきたいと思います!
RG(リアルグレード)のガンプラは今でこそクオリティが高いですが、ブランドができた当初はとてもおすすめできる仕様ではありませんでした。
なので本記事では「おすすめしないRGガンプラ」と「おすすめしない理由」をまとめていきたいと思います。
2015年以降はアドバンスドMSジョイントの使用頻度が徐々に下がり、部分的に使われる傾向が強くなっています。
ハッキリいって、今から作るなら2019年年以降のキットを選べばOK!
おすすめしないRG「3つの理由」と「選び方」
おすすめしないRGの前に、先に「なぜおすすめしないのか?」というところをまとめてみたいと思います。
冒頭でも述べたように「2010年~2015年ほどまで」のRGが結構シンドイ作り。もちろん、人によって「これくらいは大丈夫!」ということもあります。
が、基本的に良くない。
- 「アドバンスドMSジョイント」を使った関節周りの問題
- パーツのポロリが多い
- 造形クオリティの低さ
特に「アドバンスドMSジョイント」が当初画期的と思いきや、これが非常に良くない。
↓下記で詳しく解説します。
「アドバンスドMSジョイント」を使った関節周りの問題
2010年~2015年のRGはアドバンスドMSジョイントが良くない。
さっそく1番の問題点。
RG(リアルグレード)ガンプラで採用された「アドバンスドMSジョイント」と呼ばれるパーツがあります。
ランナーについてる段階で既に完成したパーツが存在します。
- 関節類が一体化
- 組み立てる過程の破損の心配がない
- 柔軟な可動ができる
- 外装を取り付ける組み立てで難しくない
という上記の強い特徴があるパーツ。
RG先駆けのキットは、アドバンスドMSジョイントをMG(マスターグレード)でいう骨格フレームとして採用していました。
この情報だけみるとかなり良さそうに見えるかもしれません。
しかし、ある条件を満たした時、その問題が発生するんです・・・その条件がコレ!
「アドバンスドMSジョイント」はすごいです!すごいんですが、動かしすぎると緩くなるんです!!!
それを関節に採用してしまったがため、徐々に緩くなり保持力がなくなっていくんですね・・・しかもこれが早く重要な肩や股関節に顕著に表れる。
加えて2つ目の条件、ガンプラキット自体の重量が重い場合。
例えばダブルオーライザーなどになると、すぐに自立が不可能になるのは知ってる人も多い事実。
パーツのポロリが多い
2010年~2015年のRGはパーツのポロリが多い。
造形クオリティの低さ
2010年~2015年のRGは今ほど造形が良くありませんでした。
ぼくが1番気になるのはここ!
造形からプロポーションバランス、あとは変なアレンジも加わってマジでダサいキットが多いです。
代表的というか、個人的に1番酷いと思うのは「RGフリーダム」ですね。
顔がマジでひどすぎて、劇中のポーズを再現したとて、全く飾る気にはなれません。
発展機のストライクフリーダムに関しても同様で、バックパックのウィングが短いなどメッチャ気になるポイントが多数。
ぼくは全体的なバランスよりも、ガンプラと言えば「顔」だと思ってるので、多少他の部位がクオリティ低くてもガマンができます。
逆に他が良くても「顔」がクソダサいとマジで萎えます。同じように顔を重要視する方は要チェック!
2015年より前のRGは選ばない!
造形がカッコいいものや保持力に問題ないものもありますが、2015年より以前のRGは基本的におすすめできません。
2015年でもかなり怪しいですが、どうしても欲しい機体・・・例えば人気の高いSEED系とか00(ダブルオー)系は初期RGに多い。
RGでどうしても欲しいなら止はしませんが、クオリティとしておすすめはできません。
実際ぼくは「RGエクシア」と「RGデスティニー」を購入しましたが、かなりパーツがポロポロ落ちてストレスがヤバイ。
どちらも造形は良い方だと思いますが、頻繁に動かすならやはり近年・・2019年以降のRGをおすすめします!
該当年キットだと↓↓この辺りのRGがそうですね。
- RG クロスボーン・ガンダムX1
- νガンダム
【おすすめしないRGガンプラ5選】
それでは「マジでおすすめしないRG5選」を紹介していきたいと思います!
先述した理由まで読んで「よくわからない!」という方はとりあえず下記5選は避ければOK。
「RG Zガンダム」
- 発売日:2012年11月23日
- 定価:3,300円(税10%込)
- 造形:
- 難易度:
- 破損度:
解説
まずはRGのZ(ゼータ)ガンダム。
変形機構も搭載したRGということで、Z好きな方には気になってる方も多いのでは?
ぼくは購入していませんが、購入者や作った方の意見を見ると「変形時にポロポロ」、「ポージングでポロポロ」と不評が圧倒的に多い。
破損報告もいくつかあるので組み立て・変形の際には最新の注意が必要。
「RG ダブルオーライザー」
- 発売日:2015年04月29日
- 定価:3,300円(税10%込)
- 造形:
- 難易度:
- 破損度:
解説
先述した例の通り、RGのダブルオーライザーはサポート機を装備する設定で上半身が重い。
完成後、ポージングをとらせていると、自立させるのが難しいことに加え、アドヴァンスドMSジョイントによる関節の緩みが顕著にでます。
造形は悪いとはいいませんが、オーライザーのウィングになる部分の短さや顔が気になる方は結構いるかも。00(ダブルオー)好きなぼくとしては納得できない造形でした。
「RG フリーダムガンダム」
- 発売日:2011年11月19日
- 定価:2,750円(税10%込)
- 造形:
- 難易度:
- 破損度:
解説
ガンダムSEEDの主人公機体で、ガンダムの中ではかなり人気のある機体ですが、こちらも造形が結構酷いです(特に顔)。
飾り映えもしませんし、共通して関節類は緩く、いわゆる「SEED打ち」などのポージングにも難がでてきます。
・・・うん、マジで顔の造形がひどすぎるので、フリーダムが好きな方はまだHGCE買った方が良いと思います。それぐらいおすすめできません。
どうしてもRGでフリーダムが欲しいなら「ver GCP」が良くできてるのでおすすめしますが、限定品なので今では入手が難しい・・・。
「RG ジャスティスガンダム」
- 発売日:2012年07月28日
- 定価:2,750円(税10%込)
- 造形:
- 難易度:
- 破損度:
解説
プロポーションはマッシブと言えば聞こえはいいですが、横に幅広くバランスが良いとは言えません。
加えてバックパックのファトゥムは造形として大型化しているのは迫力があっていいんですが、その分重量が増してアドヴァンスドMSジョイントが緩くなるととても支えきれません。
自立させるのが困難なことや可動域の制限と、初期RGの中でもあまりいい方ではありません。
特にガシガシ触って動かしたいという方には不向きで「全塗装してアクションベースを使って飾る」という方以外買わない方が良いと思います。
「RG RX-78-2」
- 発売日:2010年07月24日
- 定価:2,750円(税10%込)
- 造形:
- 難易度:
- 破損度:
解説
RGグレードのデビュー作「ガンダム」。パーツポロポロで有名なのに加え、自立ができないという致命的な欠陥を抱えているようです。
不評の声が多く、現在のRGからは考えられないクオリティ。とはいえ、ファーストガンダムはファンも多いので・・・一度手にとって体験してみたいという奇特な方は試してみてもいいかもしれません。
ver2.0が発売されるともしかするとお目にかかれる機会も減ってしまうかもしれないので。
逆にRGのおすすめは?その他RGガンプラ情報
上記ではRGガンプラの中でも特におすすめしないキットを紹介しました。「じゃあ逆にどれがおすすめなん?」というところ。
↓おすすめRGを下記でまとめました!最新クオリティを体感したい方は是非チェックしてみてください。
また、下記では壊れやすいキットを紹介しているので、古いキットで気になるものがあればチェックしてみてね!
RGガンプラの買取相場
手元に評判の良くないガンプラを積み過ぎて整理した方向けに「ガンプラの買取相場」や「相場を調べる方法」もまとめているので、検討している方は参考にご覧ください。
評判は良くなくても自力で改造する玄人の方って結構いて、そういう方には需要あります!
おすすめできないRGガンプラの対策
おすすめできないRG5選にしぼって紹介してきましたが、実際はまだまだあります!
どうにかできないの?
という方へ。
アドバンスドMSジョイントに関しては手を加えるのが難しいですが、ポロリする外装やプロポーションの問題に関しては対応できるかもしれません。
試す際は自己責任でお願いしますね!
アクションベースを使うことで自立できない問題も解決できますし、浮遊させるとバランスが割と自然に見えるのもポイント。
↑比較すると全然違うのがわかるでしょうか。
初期RGは足首より下が大きくなってサンダルみたい・・・浮かせるとその分爪先を延ばし、プロポーションが良く見える。
ガンダム系の多くは自立してカッコいいのもいいですが、基本浮かせると大半はかっこよく見えます!顔を「ギュッ」とした感は変わらないけど。
おすすめできないRGガンプラ【まとめ】
以上、「おすすめできない理由」と「おすすめできないRGガンプラ5選」についてまとめてきました!
まとめるとこんな感じですかね。
これからRGを作ってみたいという方で、作品タイトルを特に気にしないなら直近の年代で販売されたキットをおすすめ!
ただし、一部新発売のキットでも昔のRGをベースにしているものなどもあるので、その場合はお察しクオリティ。
とはいえ、好きな機体を選ぶことが1番重要!
本記事の内容はあくまで、ぼく個人の経験と評判を参考にまとめた内容です。
選ぶ時の参考程度にしてもらえるといいかな。
欲しいRGが古いモデルの場合、HGの中には古いRGより造形が良い物も多いので、その中から選ぶのも有りだと思いますよ!
「HGガンプラのおすすめ記事」もあるので、良ければこちらもチェックしてみてね。
今回はここまで!
ありがとうございました~
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