RGガンプラの中でコストパフォーマンスに優れ、高い満足感が得られるキット知りたくありませんか?
↑今回はこんな方向けにガンダムSEED FREEDOMに登場した「RG フォースインパルスガンダムSPEC2」を組み立てレビュー!
- 登場作品:
- メーカー:BANDAI
- グレード:RG 1/144スケール
- 定価:3,410円(税10%込)
- 発売日:2024年02月10日
- キット内容:
ランナー13枚
リアリスティックデカール
説明書 - 引用:バンダイホビーサイト
RG 1/144 フォースインパルスガンダム SpecII – バンダイプラモデルWEB取説
タップで解説を見る
劇場版「ガンダムSEED FREEDOM」に登場する機体。DESTINYでは主人公シン・アスカが搭乗していましたが、劇場版ではSPEC2となりルナマリアホークが戦闘終盤で使用。
SPEC2になったことで機体電圧がかわり、その影響でカラーリングが変化しています。
キット自体は2020年に発売された通常カラーの「RG フォースインパルスガンダム」のカラバリですね。
写真を多く使って、通常カラーとの違いも含めて細部までお伝えしたいと思います。
実際にポージングをとりながら撮影するので、装甲の干渉など実際に動かせる範囲の可動域。加えて、旧RGとの比較などを紹介。
最初からバシバシ撮影した物を見てほしいので、そこだけでも是非見てほしい気持ち!
インパルスそんなに好きじゃない方にも「おぉっ!欲しいかも・・・」って思ってもらえるかもしれないクオリティなので、読み終わるころにはキット大好き機体にランクインす・・・そこまではないか(笑)
でも、おすすめなのでちょっとでも気になる方は読み進めてみてください。
RG フォースインパルス SPEC2:ポージングで見る可動域
それではさっそく完成したかっこよさからみて欲しいと思います!
このキットを高く評価しているポイントは、
- クオリティの高い造形
- 細部のこだわりギミック
- 驚きのコスト
上記3点!
まずはポージングを見てもらって、その後、各ポイントを詳しくチェックしていきたいと思います。
ではご覧あれ!←誰?(笑)
まずは本体のみでチェック!
どこから見てもディテール量が良い感じ。背面から見るとコアスプレンダーがちっさい甲羅にも見えちゃう。
細かいモールドがビッシリ入ってエッジが鋭く、アンテナがビンビンなのがわかると思います。
アンテナは鋭利すぎて折れる報告もあるので取扱う際には注意してほしい所ですね。
フォースシルエットはHGのインパルスと比較するとかなり大型化しているので、正面から見ても存在感がきわだちます!
魅せ方として、シルエットのウィングは可動するので、調整するとまた見え方が違って楽しめますよ。
フォースシルエットのバックカット。
スラスターにもリベットモールドが細かく入っていて、もちろん上下に動かせるので表情付けもバッチリ!本キットで一番のメカニカルポイントです。
出来の良い平手パーツが付属するので、飛んでる時や武器を構えた時の躍動感がめちゃくちゃだせます!
本体だけでなく、装備にも細かいモールドがビッシリ!
ディテール量の多さが見た目に合わない密度感を演出してくれています。
全て装備した状態での可動なので、実パーツ単体の可動域とは少しかわるかも。
腕は二重関節ということもあり、シルエットに取り付けたサーベルの柄を掴むシーン再現は良好。特に干渉することはありません。
前述した通り、フォースシルエットのウィングは収納状態と展開状態にできるので、角度を好きな位置で調整できます。
ウィングをやや閉じて前方に重心をもっていくだけで、軽く疾走感みたいな演出でディスプレイも可能!
ちなみに「アクションベース8」でレビューしていますが、アクションベース6だと保持できず、7だと曲げる箇所に限界があるので↑画像の再現は難しいです。
もし、アクションベース7を使うならフォースインパルス専用のジョイントを外して挟むジョイントを使う必要があります。
膝もバッチリ曲がるのでメリハリのあるポージングをとれますね。
RX-78-2風にポーズとってみましたが、胴体はコアスプレンダーを変形してパーツ化できます。
その影響で胸部・腰部の可動は制限されますが、それでもほぼ振り向きポーズもできますね。
ショルダーアーマーは上下に少し動かせるのでシールドの干渉を逃がすことができました。
足はSEED機体らしいスッキリしていますが、変形ギミックの兼ね合いで膝を曲げるとやや長くなります。
シールドは展開できて、サイドアーマーには「フォールディングレイザー対装甲ナイフ」を折りたたんで格納できます。
RG デスティニーインパルスからソードを拝借。
実際にポージングつけて動かしてみた感じだと、意外に干渉する部分は、かなり動かせるといった感想です!装備は一般的な物で突出するものはありませんが、フォースシルエットも含めてビシバシポージングが決まるのでプレイバリュー高め!
ただ、先述した通り胸部と腰部がもっと動かせたらな~って感じはあります!あと、腿を上げすぎるとフロントアーマーがたまにポロリしますね。
ちなみに!通常版との違いは成形色と説明書の表紙だけ!!
先述した通り、2020年発売の「RG フォースインパルスガンダム」を元にして販売されています。
で、その気になる違いは、
- 成形色が一部変更
- 説明書のデザインが若干変更
確認したところこの2点で、他はギミックも含めてすべて同じそう。
なので、余剰パーツには通序盤に使用されていた肩パーツが一部付属します・・・・・・ぼくは通常版を持っていないので直接比較できていません。
できていないので断定できませんが、見る限り肩のショルダーの一部が大きくなっているように見えます。
もしかしたら、それでサイズが合わず新規造形になっているのかも?成形色を変えるだけなら余剰パーツはでないと思うんですよね。
で!説明書も間違い探しレベルなんですが、色はいわずもがな!若干首の角度がニラミをきかせる角度に変更されています。
こちらはWEB説明書で確認できるので、気になる方は下記公式サイトと貼った画像で比較してみてください。
出展:RG 1/144 フォースインパルスガンダム – バンダイプラモデルWEB取説
RG旧キットと比較!断然フォースインパルス!
旧RGのデスティニーガンダムとフォースインパルスガンダムを比較!劇中設定ではデスティニーガンダムが最新ですが、RGガンプラだと明らかに造形デザインから頭部・ハンドパーツ・足スリッパのサイズが明らかに違いますね。
比較して思ったのは、意外と上半身と下半身のバランスは変わってないということ。
違和感が出てしまっているパーツに修正を加えてかっこよく整形しました!みたいな感じ。
背面比較。
ディテール量はどちらも同じくらい。
ただ、触ってると明らかに違うのが関節の緩さ(笑)
そう!旧キットは問題のアドバンスドMSジョイントが全身に使用されているので、バランスがとれないとれない!!
↑RGデスティニーガンダムが全然バランスとってくれなくて、写真二枚とるので時間15分くらい使いました。
RG フォースインパルスガンダムの方はアドバンスドMSジョイントがコアスプレンダーの一部にしか使われていないので股関節はバッチリ保持。
RG フォースインパルス SPEC2の気にならない可動域!
可動域の詳細をチェックしていきたいと思います。
コアスプレンダーの影響で胸部・胴体はあまり動かせませんので、
上記の順で下記で詳しくまとめます。
頭部
前後左右頭部に干渉するパーツはないので大きく動きます。気持ち上にはもうちょっと上がるようにしてほしかったですが、まぁまぁまぁって感じ。
肩関節
肩はRGの引き出しギミックでメッチャ引き出せるので、グリングリン動かせます。
腕部
前腕部もロールするので、サーベルを構える角度も付けやすい。
ただ、受け側のダボ穴がKPSでツヤツヤ。ロールしているといつのまにかスッポ抜けやすい。
可能なら軸を太らせたり、摩擦を加えるような加工をおすすめ。
やり方は「ガンプラの関節がゆるい問題を解消!」の記事で紹介しているので参考にしてみてね。
股関節
股関節は左右連動して上下に可動できるタイプ。
フロントアーマーの干渉を避けて大きく動かせるので悪くはない・・・ですが、ロックが付いていないので、ある程度動かしているといつのまにかズレるところはイタイかなぁ。
タイプは違うけど最近HGにも実装されだしたので、マジでやめてほしいかも。
開脚は文句なしでめちゃくちゃ開きます。
ちなみにリアアーマーもフロントと同じように分割されてか別々可動。
脚部
膝には変形ギミック用にちょっとした仕掛けがあります。
膝をしかり伸ばすとクリック式のように軽いロックがかかり、曲げると膝が少し伸びる仕様。
レッグフライヤー用の仕掛けですね。
足首
足首は上方向は限定されています。
下方向に関しては「レッグフライヤー」の変形用もあり大きく可動。
搭載された9つのギミックをレビュー
RG フォースインパルスガンダムは造形・可動でも十分な満足度があります。
あるんですが!
実は、さらに満足度をあげる9つのギミックが搭載されています。
3,000円程の価格帯RGだとここまで凝ってるのは希少!!
- コックピットの開閉
- 変形ギミック
- シールドの展開ギミック
- フォールディングレイザー対装甲ナイフの収納と展開
- 膝アーマーのスライド
- ふくらはぎやフォースシルエットのスラスター可動
- フォースシルエットの開閉
- コアスプレンダーのウィングとキャノピーの展開
以下で細かくチェック!
コックピットの開閉
座席など造形はありませんが、コックピットを開閉せさせるギミックあり。緩さなどもないので閉じた状態もしっかり保持します。
ただ、コックピットのすぐ真上!ここ上下可動するんですが、突出した造形になってて掴みやすい形状。
なので、掴むとすぐに開いてしまいます。これはちょっと開きやすいのでロック欲しかったですね。
各フライヤーの変形ギミック
インパルス特有の合体変形再現できるように変形ギミックはそのまま搭載。(劇場版では合体状態での発進でしたが)
プチロック機構などついてて、パーツが簡単に外れないようにする仕組みになっていました。
↑スタンドは付属していないので自分で準備する必要があります。ぼくはアクションベース6とアクションベース7を使用しました。
気になる方は「アクションベース対応表」でそれぞれ紹介しているので参考にどうぞ!
ちなみにシルエットフライヤーは↑こんな感じ。
↑伸ばした軸を差し込むだけで連結できる簡単仕様。
シールドの展開ギミック
シールドは上下左右に展開できるので、一回り大きく見えます。内部にもディテールがあるので開いた箇所の密度感もちゃんとあって良い。
フォールディングレイザー対装甲ナイフの収納と展開
兵装のナイフを収納開閉するギミックで、ナイフが刃を収納した状態と開いた状態にできます。ナイフは左右用で2本付属。
ナイフは収納して再度アーマーのホルダーを展開して収めるのもOK!しかも、握り手に持たせるための凹凸を同じサイズにすることで、腰部ホルダー内でも安定して取り付けることができるのでポロリなし!
膝アーマーのスライド
ある程度まで膝を曲げると、膝アーマーが連動して若干スライド。
ふくらはぎやフォースシルエットのスラスター可動
RGらしい細かな作り!
HGだとスラスターの可動はあるものもありますが、シルエットの小さいスラスターの展開とか細部までこだわりを感じるのはやはりRG!!
めっちゃお気に入りポイント。
フォースシルエットの開閉
HGよりも大型になったフォースシルエットの開閉ギミック。
上側2枚のウィングが角度付けできるのはもちろん、収納状態を表現できますね。下側のウィングも可動でき、上下に大きく動かすことができます。
コアスプレンダーのウィングとキャノピーの展開
↑画像の通り、コアスプレンダーのウィングの展開やキャノピーを開くことができます!
さすがにランディングギアは脱着式のパーツで再現ですが、キャノピーまで開けば個人的には大満足!
ほとんどの方が合体した状態でディスプレイすると思うのに、ここまで再現していれば十分っ!
豊富な付属オプションパーツレビュー
全部の付属品は↑こんな感じ。
↓下記ではハンドパーツと装備に分けて紹介します。
付属するハンドパーツ
ハンドパーツは↑写真の6つにガッチリ握り拳の2個を足して合計8つ付属!
平手からビームライフル用など幅広く使用できるのでメッチャ充実。個人的には多すぎると管理大変なので、できれば1つ2つで全てに対応できるようなハンドパーツが今後登場するのを願うばかりですね(笑)
装備&オプションパーツ
↑装備一覧画像。スタンダードな高機動型MS装備って感じですね。
ただ、クオリティが高くてどれもディテールが厚い!
特にメイン武器のビームライフルとビームサーベル!
一部デカールも使用していますが、正直この「リアリスティックデカール」って、そのまま使うとシルバリングもでるしサイズ微妙に合ってなかったりするので、場所によっては使わない方がいいかも。(フォースインパルスに限らず)
↑デカールを度外視してもしっかりモールドが彫り込まれてて良い感じじゃないでしょうか?
グリップとスコープは左右に大きく可動し、左右どちらに持たせても表情付けに使えます。
↑写真ライフル中央にちょっと見えにくいですが、腰部にマウントする用のダボ軸も収納されています。
スコープのすぐ左側ですね。
ビームサーベルの柄の方は細かいグリップ装飾が入っているのと、専用掌からすっぽ抜けないようのダボ軸があります。
取り付けは少々面倒ですが、すっぽ抜けないのはかなり良い!
RGは付属品が豊富な物が多いですが、RG フォースインパルスガンダム SPEC2もオプションパーツが豊富でした!
とはいえ、内容は通常版と同じです。
RGにはアクションベース用の専用ジョイントが付属していますが、インパルス系のはちょっとクセが強い。
こちらは100均のディスプレイスタンドだとそのまま使えないので、自分で加工する必要があります。
そしてミニフィギュアも付属。顔は判断できませんが、シルエットでシンとわかるのはすごい。
さすがにルナマリアへの変更はありませんでしたね。
他RGとの価格比較!フォースインパルスはコスパ良し!
最近のRGガンプラと価格をいくつか比較!
商品名 | 価格(税込) |
---|---|
RG フォースインパルス SPEC2 | 3,410円(税10%込) |
RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0 | 3,850円(税10%込) |
RG ユニコーンガンダム | 4,180円(税10%込) |
RG Hi-νガンダム | 4,950円(税10%込) |
RG ゴッドガンダム | 3,850円(税10%込) |
RG ジオング | 6,050円(税10%込) |
「RG フォースインパルスガンダム」は2020年発売ですが、この年代でこの価格・・・RGガンプラの中では安いです!
加えてクオリティも良いのでコスパがマジで良い。
最近の物で近い価格帯だと、
もありますが、正直3つとも良いのでどれもおすすめ!
昔のRGだと安いけど一部難があったりしますが、最近のだとそういう点は極端に減ってますね。
RG フォースインパルスガンダム SPEC2 レビューまとめ
RG フォースインパルスガンダム SPEC2のレビューをしてきました!
いかがだったでしょうか?
再度結論とまとめると、
- 造形デザインが良い
- 十分な可動域でバシバシポーズが決まる
- コストパフォーマンスがRGの中でもかなり高い
- 付属品が豊富
- ギミックも意外と多い
↑こんな感じですね!
RG色々作って、動かしてたら残念だったものも多いんですが、インパルス系はどれもいいですね!
一点注意があるとしたら、バックパックをインパルス系で差し替えて遊ばないこと!!
軸タイプは同じなんですが、緩くなっちゃうのでそこだけ注意って感じなので、初めて購入する方は気にしないでOK!
レビューで気になってくれたらぼくの勝ちっ!!!(笑)
以上!!!「RGガンプラのおすすめ」の記事もあるので良ければチェックしてみてね!