今回は「HGCE インフィニットジャスティスガンダム 弐式」をレビュー(=゚ω゚)ノ
近接戦闘に特化した武装と豊富なエフェクトに大型のフォランテスが特徴。
通常の「HGCE インフィニットジャスティス」のシールドに収納する武装ギミックも継承しながら独自の仕様に一部変更など加えられていました。
- メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
- グレード:HGCE(ハイグレード・コズミック・イラ)
- 2025年時点の価格:3,080円(税10%込)
- 発売日:2024年06月29日 (土)
- 購入手段:家電量販店
本記事ではレビューの総合評価をまとめてから、「デザインや各部詳細」・「付属品」・「ギミック」などを詳細にまとめたので是非参考にご覧ください^^
HGCE インフィニットジャスティスガンダム 弐式『レビュー評価』

- ★5段階評価点数:55〜60点
- ★4段階評価点数:49〜54点
- ★3段階評価点数:30〜48点
- ★2段階評価点数:16〜29点
- ★1段階評価点数:〜15点
上記レーダーチャートで示す項目毎の総合点数は「51.2」。5段階評価で★4評価と高めの評価になっていますが、正直強くおすすめはできません。
プロポーションバランスが良く大型のフォランテスを背負った迫力もあり見応えは抜群!
可動域も頭部から爪先まで柔軟に可動し、脚部には自然な「蹴り」表現のためのギミックを搭載したこだわりも感じられました。
一方、頭部フェイスの色分けの影響でノッペリしているように見える点や脚部のデザイン。加えて素材にこだわったがゆえ起こっているであろう保持力不足など欠点も多数確認しました。
スペックは高いがコストパフォーマンスには見合っていないのがレビューを終えた率直な感想。
↓項目毎の評価まとめはタップしてご覧ください。
外観評価まとめをタップで開く
- 胴体・四肢の長さが2020年までに発売されたHGCEから変更され、よりリアルなバランスに再調整され
- 色分けもしっかり出来ており、パチ組みで十分見栄えも良い
- 以前のモデルが四角的なデザインなのに対し、やや三角の際立つデザインに変更されている
- 脚部が動物的な「後肢」に見える点で個人的に不自然さが際立つ
ギミック評価まとめをタップで見る
ギミックは以下の6つ。
- HG ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)に一部収納できる互換性がある
- ビームホーンを引き出し前後に可動
- サーベルの差し替えなし連結
- 股関節の可動域拡張
- 膝の左右可動
- シールドへの収納ギミック
コスパ評価まとめをタップで開く
高い・・・。
付属品が多くギミックも多数あるプレイバリューは感じますが、保持力低下が酷く、こだわった痕跡の脚部ギミックも含めて全体的に安定感に欠けている印象。
「組み立て直後」とある程度「動かした後」で大分価値にギャップを感じてしまいました。
HG インフィニットジャスティスガンダム弐式『長所と短所』

- 外観プロポーションが整っており、パーツにエッジも出てディテールも多い
- 可動性が抜群に良く、ダイナミックなポージングができてディスプレイ栄えする
- 付属エフェクトが豊富で飾るバリエーション幅が広い
- HGの中でもギミックは多くプレイバリューが高い

- 一部劣化や初期不良のような関節のゆるさがある
- コストに対し納得できない点を考慮すると高く感じる
- フェイスの色分け不足と深く曲がった脚部にバランスの悪さを感じる
- 数時間動かした後、蹴り表現のギミックがプラプラになり安定性に欠ける
こんな人におすすめ

ポジショニングマップ
- X軸:情報量、プロポーションの再現度、パーツの細分化による色分け度
- Y軸:変形・分離ギミック、武装・付属品の豊富さ、保持力
- 円のサイズと色:可動性の高さ
「ガンダムSEED」シリーズや劇場版のキットをコレクションしている人。保持力不足の対策などできる人におすすめ!
どうしても動かすと緩みが顕著に出てくると思うので、自力で解決する力は必要になると思います。
SEEDは映画人気もありガンプラを始めるキッカケにもなっていますが、最初に作るガンプラとしては決しておすすめできません。
『素組みレビュー』造形・ディテール評価・付属品

- 組み立て難易度:初心者~
- 組み立て所要時間(ゲート処理なし):2時間半程度
組み立て自体は簡単なので複雑な工程はないので初心者さんからでもOK!ちょっとパーツ数が多いので時間はかかるかなーって感じです。
全体の造形・ディテールを見る
下記では全体の外観を「素の状態」・「装備状態」・「部位毎の詳細」・「付属品」などのレビューをまとめました。
3D回転で本体チェック
↓画像を左右にスワイプ or ドラッグで「HG インフィニットジャスティス弐式」を回転できます。
ショルダーや膝など随所に尖ったシルエットをもち、薄いピンクで成形されています。
胴体・四肢の長さのバランスが整って見栄えは申し分ありません。
「リアルメタリックグロスインジェクション」仕様の関節が光沢のシルバーで表現。ただ、思ったよりギラギラはしていませんね。ちょっとヌルっと光る程度。

成形色で基本パーツは成形され、足りない部分は↑少ないホイルシールで再現。
武装させて全体を確認


サイズ感は頭部・四肢・胴体・バックパックで大分まとまっているように見えます。




色分けも全体通して十分で、補填シールはありますが、個人的には不要と思うレベル。


ジャスティスの基本デザインはそのままに、後肢の形状を模した脚部はより動物的に変更が加えられ曲線や三角の要素で表現。
フォランテスがグレーのため、以前のモデルより若干統一感に欠ける印象ですが不自然には感じません。
↓下記でさらに部位毎に詳細を確認!
頭部




- 頭部中央はセンサーをシールで色分け
- ホワイトの面積がやや広め
- ジャスティス特有のアンテナがやや大型化
- 側面から見ると頭部に合わせ目、アンテナにパーティングライン有り
ホワイトの面積の多さでややフェイス部分が大きく見えノッペリしたように感じます。
横からみると合わせ目があり、一部は段落ちモールド化してカバーされています。ただ、モールド付近にゲートがあるので後処理とかはちょっとめんどくさそう。
腕部

- ショルダーは以前のジャスティスから弐式はやや大型化
- 凸モールドはあるがディテールはあっさりしている
- 側面はやや空間が気になり、合わせ目がでる

- 合わせ目がでない構造になっている
- 凸モールドと凹モールドの組み合わせでパネルラインを表現している
- 関節の「リアルメタリックグロスインジェクション」が金属感を表現
- 左右共にシールド取り付けジョイントのダボ穴あり
胴体

- パーツ分割でモールドは少ないがディテールは多く感じる
- 胸部にはインテーク内部も造形
自然なパネルラインの分割表現が出来てるのは非常に見栄えが良いですね!

フォランテスのドッキング用ダボ穴があるくらいで特に目立つディテールがあるとかはありませんでした。

- フロントアーマーにはインテークがパーツ分割である
- サイドアーマーはビームサーベルのマウントをかねていて、モールドも比較的多め
- リアアーマーはノッペリ気味で、インテークは一体化した簡易成形

前後で挟み込む形で、裏打ちモールドが少しあります。軸は中央パーツに繋がっているので良くあるHG仕様とは逆ですね。


サーベルも挟み込んでロックするので、簡単にポロリしたりしないのはめっちゃ好き(笑)
【サーベル柄を簡単に取り付ける方法】
- アーマ側とサーベル柄の凹凸位置を真上に合わせる
- 柄を少しだけアーマーに押し付け圧をかけながら、外れる向きに回転させる
- スキマが空いたら入るのでいれて閉じる
【サーベル柄を簡単に取り外す方法】
- 取り外したいアーマー側についているサーベルを掴む
- そのまま左右に数回小刻みに動かす
- 取れる(笑)
マジでマジで(笑)やってみてー!
脚部


- 他部位に比べ比較的脚部はディテールが多い
- 後肢のような独特なデザイン
- 膝と爪先には「MMI-S1M7 トーニトゥルス ビーム重斬脚」用のエフェクトダボあり
- 脹脛を覆うシルバーのインテークは内部に造形がある
6種の付属品一覧

高エネルギービームライフル

ビームライフルは色分けこそたりませんが、造形がシッカリしており、比較的本体よりもモールドがちゃんとある印象。
被せるタイプではないので上から見ると合わせ目がでるかなとも思いましたが、段落ちモールド化されていました!

ギミックとしてスコープが左右に可動、腰部マウント用の軸もあります。

マウント時には少々左右のバランスが悪いように見えますが、ポロリもなくしっかりハマります。
ビームライフル側がKPSで出来ているので、PS同士のように極端に摩耗することもなさそう。
ビームキャリーシールド&シャイニングエッジ ビームブーメラン&グラップルスティンガー

ビームキャリーシールドには「シャイニングエッジ ビームブーメラン」と「グラップルスティンガー」が内蔵されています!

グラップルスティンガーはワイヤーのみ後付けするだけで再現可能!
ただ、リード線が柔らかめなので、伸ばし切った状態だとかっこよく魅せるのは難しいですね。

グラップルスティンガーは直接シールドに収納してパーツで覆うのでポロリしません。
ビームサーベル アクータラケルタ

ビームサーベル アクータラケルタは柄自体が長めに設計されていて大型に見えます。
差し替えパーツなしでそのまま柄を連結可能!
差し替えパーツの多さに不満を感じている方には良いですよねこれ←ぼくのこと(‘∀’)
フォランテス

最後にフォランテス!造形もよくディテールも申し分ないお気に入りの装備。裏面には3mm穴があるので独立したディスプレイもOK!

背部からみるとバーニアもちゃんと造形。(写真ミニクイヨネ、ゴメンナサイ)

正面から見ても弾頭(?)らしきものが造形されています。


各部位も大きく柔軟に可動し展開。

ドッキングの状態になると隠蔽していたダボ軸が露出!フォランテス単一では見えにくい位置になるようになっています。

前後パーツを被せてはめ込むんですが、真上から挟み込もうとすると位置ズレしやすかったです。
組み上がったあと穴に空洞が空いているとやり直した方が良いかも。
一度取り付け失敗した場合、素材のプラが結構柔らかいので白化したり、最悪破損する場合がありあす。
以下2つをおすすめ!
- パーツオープナーの使用
- 最初にダボ穴に切れ込みを入れる
オープナーがないと正直ノーダメージで再び開くのは難しいと思います。
それでも時間かかるので、内部にあるダボ穴に一度切れ込みを入れると失敗しても取り外ししやすくなりますね。
ぼくは数回失敗しました・・・一発でいける人いんのか(笑)
うまくハマればパチン!って鳴ってスキマが全くできません!!!
ちなみに、フォランテスは「HG ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)」のものとカラーリングが若干違います。
付属エフェクト

【付属エフェクトリスト】
- フォランテス用のビームエフェクト
- ビームサーベルエフェクト
- フラッシュエッジ用エフェクト
- スピッツェシュヴァート ビームホーン

エフェクトパーツはインジャ用を流用しているので、エフェクトが2つ余ります。
ビームサーベル アクータラケルタ

ビームサーベルが2本付属!さらに差し替えなしで連結できるギミックがあり、保持力も良好でした。
付属品の数はHGガンプラとしては比較的多めでした(゚∀゚)
組み立てで見る特徴や構造
簡単な構造は↓下記をタップしてご確認ください!
組み立て・構造をタップで確認

胴体の組み立ては↑こんな感じで、「SEEDアクションシステム」を構成するパーツ内部にピンク・ブラックの外装を取り付けていくイメージですね。

↑画像は胸部の広い可動ができる「SEEDアクションシステム」の一部。
胸部中心と腰部パーツが可動することで実現。

パーツを組み立てる際↑画像のように一部組み立てにくい箇所がありました。
破損とかはしませんが、シンプルにはめ込みにくい部分。
ダクトパーツの面積が広く、背面パーツとかみ合わせたい黒いパーツが押し込みにくいって感じです。

腕部はすでに発売されているHGCEとほぼ同じで、関節に「リアルメタリックグロスインジェクション」のパーツが採用。

ちなみに肩内部は↑こんな感じ。以上簡単な構造紹介でした。
HG インフィニットジャスティスガンダム弐式の『可動域』チェック
基本的な可動域を部位毎にまとめました!アクション性を重視する人は要チェック(^O^)
【頭部の可動域】

頭部の可動は柔軟!頭部根本と首の根本と合計2軸あるのが上下に大きく動かせる理由。
【腕部の可動域】

- 肩付け根は引き出して前方に大きく可動
- 腕は水平以上に上がる

- 上腕はロール可動有り
- 肘は二重関節で深く引き寄せできる
- 手首はボールジョイントで前後標準可動
冒頭のレビュー評価でも述べている通り、かなり保持力が弱いです!組み立てた時点でゆるいので、出来る方は関節強度の加工は必須レベル。
【胴体の可動域】

胴体は引き上げできて干渉を避けることができます。

↑この通り上下かなり柔軟に可動。前屈ができないキットが多いのでかなり優秀!

左右には若干、捻りは干渉パーツもないので抜群にグリンッ!ってできます。

- フロントは90度以上跳ね上がる
- サイドアーマーは上下は少しでロール回転可能。ただしサーベルマウント時は干渉あり
- リアアーマーは可動なし

サイドアーマーを後方に逸らせば180度開脚も余裕。
【脚部の可動域】

膝は深く曲がるのでキレのあるポージングがとれるのが確定しました(^^♪腰部と脚部が柔軟ならなんとかなる(笑)

足首は上方向にはアンクルアーマーが干渉しちゃいますが、下方向には垂直までピンッ!とさせることができます。

↑大きく開脚した状態で足裏をピッタリつけることができるほど接地性が良いです。
搭載ギミック
【ビームホーンを引き出し】

ツインカメラはクリアパーツで出来ており、頭部のアンテナの一部は設定通り上下可動するギミック搭載!
ツイン空いはUVライトで色が変わるようです(※波長によって反応しないこと有り)

中央のビームホーンは引き出して前に倒すことができるので、シヴァとの激闘をシッカリ再現できますね。
【股関節の可動域拡張】

股関節は↑画像の通り左右で独立して動かせるので角度や範囲を拡張することが可能。若干仕様は変わっていますが、インジャ固有の可動ギミックが継承されています。
【膝の左右可動】


足には蹴る動きにしなりを持たせるため、左右に若干振れる仕様になっています。
※追記:経年劣化や可動時間により、勝手に左右に振れるようになることを確認しました。ここも補強が必要になります。
『ポージング』で魅せ方をレビュー
簡単にポージング例を紹介!フォランテスを付けた状態での可動域も含めて参考にしてみてください。




胴体も脚部も多きく動かせるのでSEED打ちは余裕。




振り向きで構えると、前に飛び出た胸部が腕部に干渉しますね。
あと、ハンドパーツの手首が緩すぎてライフルの重さで角度が調整しづらい。






頭部デザインも足も好みではありませんが、キレッキレのポージングがとりやすい!

グラップルスティンガーはリード線が柔らかすぎるので、魅せ方は検討の余地あり。

















「HGCE ブラックナイトスコードシヴァ」と並べて劇中再現しても良いですねー。


可動域は良好で、素立ちしている時に少し感じた脚部のアンバランスさなどは感じず躍動感ある動きを表現できていました!
サーベルを持たせた振り抜きや溜め、代表的な蹴りポーズまで可動面に関してとても動かしやすかったです。
ただし、後述する保持力の面でストレスを感じました。
『保持力評価』:4時間動かした結果

ポージングでゴリゴリ動かした結果、全体的に極端な劣化が起こるポイントはありませんでした!
ただし、↑画像で示す点は少々耐久力に問題を感じます。
手首のゆるみをタップで見る
リアルメタリックグロスインジェクションを採用している影響で、内部でボールジョイントとパーツが噛み合っていない部分があります。
そのため空間ができ緩みが生じている。
差込口に関しても少々広めなので、引っ張ると抜けやすかったですね。

ただ、補強は簡単でランナーが入っているビニールの袋を切りとって間に噛ませることでシッカリ保持できるようになりました。
股関節をタップで見る

手首と同じ素材のせいか、回していると比較的抜けやすい。
足に関しては開脚を繰り返すことで徐々に抜けていく感じ。一気にポロりとかはないので気にするほどではないと思いますが、気にする人は補強してみてよさそう。
シールドをタップで見る

シールドに収納されている武装の一部が摩耗してとれやすくなります。
以前の「HGCE インフィニットジャスティスガンダム」に使われているシールドと一部仕様が違う影響が出ていました。
ガンプラの保持力を補強する方法は↓下記事を参考にご覧ください。
同シリーズキットと『比較』
同じHGCEガンプラと比較してみました!クオリティの差などの参考にどぞ!
最も気になるであろう「HGCE インフィニットジャスティスガンダム」との比較ポイントは結構多いので↓下記事でまとめました!気になる人は合わせてご覧ください。
【HGCE ストライクフリーダムガンダム弐式と比較】

手持ちの「HGCE ストライクフリーダムガンダム」と「HG マイティーストライクフリーダムガンダム」を混ぜて弐式にしたものと比較。
ディテールは同程度ですが、正面から見た時のスマートさはインフィニットジャスティス弐式の方で、ストライクフリーダムガンダムの方はガッシリした印象を受けます。
バックパックの見え方でも大分変わりそうですね。
【HGCE デスティニーガンダムと比較】

最新HGCEのインフィニットジャスティス弐式と2019年製の「HGCE デスティニーガンダム」を並べてみました。
比較すると全体のプロポーションが変更されており、ジャスティスの方がやや胴長で自然体のフォルムになっています。
全長は同じくらいなので、上半身と下半身のバランスが再調整されているのがわかりますね。
【HGCE ブラックナイトスコードシヴァと比較】

続いて劇中でライバル的な存在だった「HGCE ブラックナイトスコードシヴァ」との比較。
シヴァは踵がヒールになっているので全長が頭1つ高くボリュームを感じます。見た目のディテールは同等でどちらも良くできているのが伺えます。

HG インフィニットジャスティスガンダム弐式【レビューまとめ】

再度レビューをまとめると、組み立ては簡単だが補強前提のキットなので初心者さんにはおすすめはしづらい!!!
脱・初心者や中級者くらいの人におすすめなので、もしパチ組みだけで楽しむ人が購入するとコスト的に損した気になることもありそう。
あとはデザイン面で、フェイスや脚部に違和感を感じる人もいるかもしれません。
ぼくのように違和感を感じたら手を出さないほうが良いかも(笑)
レビューは以上、おわり(´ε` )





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