2024年ガンプラ界に突如として現れたワード「SEEDアクションシステム」についてまとめます!(=゚ω゚)ノ
その名の通り「ガンダムSEED」から生まれた言葉ということはお察ししやすいんですが、具体的にどういったものなのか?
”定義されている”SEEDアクションシステムを具体的に解説したいと思います(そんな難しいものでもないけど)
下記で詳細をまとめますが、簡単にいうと「首・肩・胴体」の可動に特化した構造のこと!
従来のキットでは表現しきれない人間のようなポージングを実現できます。
他キットとの違いや搭載するメリットやデメリットも合わせて紹介するので詳細、もしくは復習がてら是非ご覧ください。
特に改造などに興味がある方!
知ることで、もしかすると自作したり部分的に移植して旧キットを改造するスキルが身につく可能性も・・・!
SEEDアクションシステムって結局何?
早速ですが”SEEDアクションシステム”とは、映画「ガンダムSEED FREEDOM」に登場する機体をHG化する際、劇中再現できるよう広い可動を実現するための構造のこと!
”SEEDアクションシステム”は↓下記3箇所が大きく可動できるのが特徴!
- 首
- 肩
- 胴体(胸部・腰部)
レビュー動画などを見ると、股関節のスライドギミックなども含んで”SEEDアクションシステム”と述べているものもありました。
股関節はあくまでそのガンプラ特有のギミックで、実際スライドギミックは同じシリーズでも実装されているものとないものがあります。
”SEEDアクションシステム”は↓こちら!
【SEEDアクションシステムの詳細】
首の根本、首の付け根の2点で前後の可動域を拡大。
2パーツで構成された「L字」の肩関節で前方への引き出し域を拡大。
胸部・腰部に可動ポイントを設けることで前後・左右への動き幅を拡大!
【説明書記載部分】
パッケージや説明書では搭載部分に”SEEDアクションシステム”の記載で示しているのでわかりやすいと思います!
他HGとの肩関節比較
”SEEDアクションシステム”と他キットの可動ではどこがそんなに違うのか?
キットによって異なりますが、一例として肩関節の違いを紹介。
他箇所の首や胴体に関しては別シリーズにも導入されていたりしますが、肩に関してはRGで使用されるものに近い引き出し機構。
ポリキャップ引き出しだと肩関節は1パーツですが、SEEDアクションシステムの場合2パーツで構成。
ボールジョイントの受け側を脇から引き出すタイプよりも、引きだせる距離が長くなっててより前方へ動かせます。
ちなみに、”水星の魔女”キットでは肩以外のシステムを簡易でほぼ同等の完成度を実現した良キットが多くておすすめ。
”SEEDアクションシステム”搭載ガンプラはシリーズは?
先述している通り、基本的に”ガンダムSEED FREEDOM”シリーズのHGガンプラに搭載されています。
例外として、
- HGCE デスティニーガンダム
- HGCE インフィニットジャスティスガンダム
↑上記2つのキットに関してはほぼ同じ作りをしているので搭載されていると思っていいでしょう。
特に2019年に発売されたデスティニーガンダムに関しては”SEEDアクションシステム”の原型とも言え、発売当時から”傑作”と言われていました!
※余談
2020年に発売された「HGCE インフィニットジャスティスガンダム」・・・個人的に”ガンダムSEED FREEDOM”のキットも含め、一番出来がよく安定性が高いキットだと思うのでデザインが好きな方はチェックしてみてね!
記事の出来が悪いので見なくてもいいですがリンク貼っておきます!また作ったら書き直しますね(◎_◎;)
「HGCE インフィニットジャスティスガンダム弐式」の記事でもすこーしだけ構造の違いを紹介しているので、お時間ある方は合わせてご覧ください。
【HGCE】インフィニットジャスティスガンダム弐式 レビュー
SEEDアクションシステムを搭載するメリット・デメリット
”SEEDアクションシステム”を搭載すると何がメリットなのか?メリット・デメリットについてまとめていきます!(=゚ω゚)ノ
システムのメリット
SEEDやその他オルタナティブガンダム作品のような「躍動感あるアクションポーズを付けられる」というのが一番大きいメリット。
宇宙世紀作品の多くは作品公開が古いことや機体のメカメカしい設定もあり、正直そこまでアクション性が無くても劇中再現がある程度可能。
対してガンダムSEEDの機体は肩を大きく動かしたり、胴体の向きを柔軟に動かす必要があるため、SEEDアクションシステムで劇中再現度がより高まると言えます。
システムのデメリット
SEEDアクションシステム・・・良い作りですが、下記に記す通り耐久性が弱いように感じています。
胴体内部に使用されているパーツや腰部のボールジョイントなど共通して耐久性の低さを感じていますね。
2~3時間程度動かして出る影響なので、頻繁に動かす方にとってコストパフォーマンスは高くないように思います。
関節強化の方法と股関節破損例の直し方を貼っておくので、気になる方はチェックしてみてね(‘ω’)ノ
どんな方におすすめ?
”SEEDアクションシステム”は可動に特化しているのでバシッっと決めたポージングでディスプレイしたり、動かして遊ぶプレイバリューも申し分なし。
弱点を自分で解決できる場合はどちらでも良いと思います。
出来ない場合、個人的にガシガシ動かす方にはおすすめせず、劇中を再現したようなポージングでビシッとディスプレイする方におすすめ!
ちなみに、”ガンダムSEED FREEDOM”系のキットはどれもコスト高めなのでお子さんにはちょっと向いてないかも・・・。
SEEDアクションシステムを搭載したガンプラ一覧
”SEEDアクションシステム”を搭載したガンプラにレビュー記事を添えてまとめておきますので、気になるものがあればチェックしてみてください。
>>レビューを見る
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SEEDアクションシステムの活用
SEEDアクションシステムの構造を把握すると、その構造を真似たり改造する際に移植して好きなキットをカスタムできます!!
パチ組みする方はあまり関係ないかもですが、中には自分の好きなキットを「かっこよくしたい」と思ったりするかもいるはず!(ぼくもその一人w)
仕組みを知っておくと、改造する移植ができなくても別のパーツで再現できることもあります。
運が良ければシンデレラフィットして移植できたりね(‘_’)
実際、ぼくは”SEEDアクションシステム”の仕組みを参考に↑「リボーンズガンダム」をリボーン中(笑)
改造に興味がある方は是非挑戦してみてね!楽しいよ~(‘ω’)ノ
SEEDアクションシステム【まとめ】
以上!”SEEDアクションシステム”についてまとめてきました!
- SEEDアクションシステムとは可動域を広くする構造フォーマットのこと
- 搭載されているガンプラはHGのガンダムSEED FREEDOM関連キットのみ
- 例外としてHGCE版デスティニーガンダムとインフィニットジャスティスガンダムもほぼ同じ構造をしている
- 搭載キットは可動は広いが摩耗するとヘタレる弱点がある
- コスト的に大人向けでディスプレイを楽しむ方におすすめ
まとめると↑こんな感じですね。
”SEEDアクションシステム”で他のHGキットよりもはるかに可動が良くなっていますが、耐久性に関してはやや物足りなさを感じてくる可能性が残るキットでした!
気になる方はとりあえず1つ作ってみても良いと思います!
劣化はしますがクオリティ高く、改造の素体としても良いのでおすすめ!!!
↓下記記事で紹介しているライジングフリーダムガンダムは特にコストパフォーマンスが高いキットなのでおすすめ。
今回はここまで!
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